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帰宅途中に電車の窓から見える景色の中にEx-BFとデートした場所があって、毎日そこを通る時は何故か本から顔を上げて窓の外を見てしまう。今週は仕事がハードで心身共に少し疲れ気味で、そんな時は人からは"潔い"とか評されることが多いわたしも少し過去に執着してしまうもので彼はどうしてるんだろうと考えていた。
ぐったりと家に着いて余り物の食事をつまんでメールボックスを開いて目が覚めた。わたしの気持ちが海を超えてはるか地球の裏側まで飛んでいったらしい。彼から短い、短いE-mailが来ていた。
「僕はそんなに変わってないけど、ある意味すごく変わった」と。どういう意味だろう。そしてわたしがオーストラリアにいる間、わたしに何度もメールを送ったとも。それは全くわたしに届かなかったので彼はすっかりわたしのことなど忘れてどこかで幸せにやっているのだろうと半分嬉しく、半分淋しく思っていたので本当に驚いてしまった。
曖昧な近況報告が気になって迷ったけれど返事を書いた。わたしは本当はすごく変わったのに、もし彼が変わっていなくて、それなのにわたしだけがすごく変わったら可哀そうだと思って彼と別れてから会った人々や新しい夢などについては言うことができなくて「わたしはあまり変わっていない」と書いてしまった。