My life as a cat
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2004年11月16日(火) オペラの夕べ

今日の夕飯はわたしが一度作って以来マーティンの大好物となったマヨネーズを使わないベーガン仕様のポテトサラダとわたし達の大好物ミネストローネとガーリックブレッド。野菜がとろけるまでことこととミネストローネを煮込んでいるとマーティンが会社から電話をかけてきて夕飯のメニューを聞くなり美味しい白ワインをゲットして飛んで帰ってきた。

大好物ばかりで気分がのっているのか、普段夕飯を食べながら音楽を聞くことなどないのに、今日は彼の大好きなリヒャルド・ワーグナーの作品をかけながら更にドイツ語で謳われるストーリーを解説までしてくれた。愛の女神を置いて現実の世界に戻った男が結局は現実の世界に絶望して女神の元に帰るというもの。シンプルなようで複雑なストーリーだった。背景に明るくないわたしは恐らく深い真意を理解できていないのだ。ドイツの怒涛の時代を生きたワーグナーも現実世界に絶望していたのだろうか?オペラのようなものはヨーロッパの重い重い石畳のような歴史を背負っているぶんだけ心にずっしりと響くように感じる。が、こういうのはとても難しい。言葉が理解できないし、かといって日本語に直して謳われても冷めてしまう。スロヴァキアやオーストリアでは近年は字幕がでるのだそうだ。でもやっぱりそれもね、、、。

ドイツ語で自分自身で理解できたらもっと心に響くものだったのだろうけれど、それでも白ワインでリラックスした体に響くオペラの声色がとても心地よくて空気に酔ってしまうような夕べだった。


Michelina |MAIL