My life as a cat
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2003年08月09日(土) お別れ鍋パーティ

わたしの帰国にともない鍋パーティーを開いてもらった。今日のメンバーの国籍はばらばら。鍋は台湾スタイルで卵の黄身とサーサージャーと呼ばれる茶色いオイリーな調味料をミックスして作ったタレで食べる。わたしにはちゃんとヴェジタリアン用のサーサージャーを用意してくれた。

以前このメンバーで集まった時はみんな恋人がいたのだけれど今はパタパタとお別れしてしてしまったようで切ない話が飛び交っていた。国籍の違うもの同士の恋愛は、住むところの問題や親の反対、家庭同士の文化の違いなどから一筋縄には行かない。日本人のGFがいたマレーシアンの男の子は彼女の親にガイジンだという理由で好まれずそれが別れに繋がったという。わたしは同じ日本人として、親に反対されたら諦めがつくなんてちょっと情熱がないのでは?と思って、彼にそう言ってみると「でも親は親なんだ。僕だって親が反対したら諦めるかもしれない」と言われてしまった。やっぱり中国系は親が絶対なのか。しかしわたしが自分がガイジンだからという理由で相手の親に反対され、相手がじゃー諦めると言ったら、それはそれは幻滅するだろうな。

ワインを飲んで沢山喋り、お別れの時間が来てしまった。アメリカ人の男の子は「きっとまた会えるよ。僕が日本に行ったら六本木案内してあげるからね」と言ってくれた(笑)。確かに六本木なんて案内してもらう側だ。マーティンが迎えに来ると「いいね〜、仲良くて」とお別れ組に羨望の眼差しを向けられてしまい、少し申し訳ない気持ちになった。"Keep in touch!"と言ってオージー式にハグをして車に乗りこんだ。


Michelina |MAIL