2006年05月26日(金) |
バカだなぁ・・・(SSつき) |
どっかで200万で市長用トイレを設置して問題になってるらしいですね。 もう、バカとしか言いようがないですけど、 銀玉みたいに紙がなくなったら面白いですね。
しまったぁ!!!!!!!!!紙が無い!! まいったな、ティッシュも持ってないし、 誰か呼ぶか・・・いや、仮にも私は市長だ。そんなマネはできん。 しかし、どうすれば・・・そうだ、 10メートル先に一般用のトイレがある。そこまでたどりつければ! でも待てよ、市長用のトイレがあるのになんでいるんだ? ってことになるな・・・なにか、怪しまれない良い理由はないか・・・、 そうか、紙が切れそうだから取りにきたといえば! よし、これでいこう!! とは言っても、誰にも会わないのにこした事は無い。 とりあえず誰もいないことの確認を・・・、よし、いない。 あとは、念には念をいれ香水を多めにつけとくか、臭ったら大変だからな。 さぁ、いくぞ・・・・・・。 つかないように、慎重に、違和感がないように歩く・・・ いける!これならいける。 あと、5・4・3・2・・・ついたぁぁ!!
「あっ、市長じゃないですか?どうしてこんなところにいるんですか? たしか、先日市長用のトイレを設置したんじゃなかったでしったけ?」
クソッ!!まぁ、予想してなかったわけでは無い。 ここは、焦らず、平静を装ってさっきの策を実行するんだ。
「やぁ、そうなんだがな、紙が残り少ない事に気づいてな、 補充しにきたんだよ」
「そうだったんですかぁ、でもここの紙ももう無いですよ」
「えっ!!」
そんなバカな!!いや・・・焦るな、焦ったら怪しまれる。 大体、ここに個室がいくつあると思ってるんだ。6つだぞ。 それだけあって、全部のトイレの紙が無いなんてことがあるか? いや、無い!ありえない! 多分、こいつが使ったところの紙が偶然無くなった・・・ そう考えていいだろう。ここはとりあえず笑ってやりすごすんだ。
「ははは!ほんとに全部無いのか?そんなことありえないだろ」
「ですよね〜!ありえないですよね〜」
ホラッ
「でも、昨日どうも泥棒が入ったらしくてトイレットペーパーだけが 盗まれたみたいなんですよ〜」
なっ・・・そんなこと聞いてないぞ! ていうか、どうなってるんだここのセキュリティーは!!クソッ! しかし、今はセキュリティーなんて気にしてる暇は無い。 どうやって今の状況を打破するのか考えるんだ。 トイレットペーパーだけが盗まれた・・・もう、 他のトイレもと考えるべきか、 いや、最悪の事態を考えて、そうしておいた方がいい。 この建物・・・いや、この周辺の建物には トイレットペーパーが無い! それに、ここで別のトイレに行っても怪しまれるだけだ。 他の手を・・・そうか!!これだ!
「どうしたんですか、市長・・・ボーっとして」
「いや、まさかここに泥棒が入るとはな・・・しかも、トイレットペーパー なんか盗むなんて。まぁ、石油の高騰でトイレットペーパーの値段も 上がるみたいだからなぁ」
「そうなんですかね〜、そのおかげでもう大変ですよ〜!なんたって」
「ハックション!!!」
「市長!大丈夫ですか!?風邪ですか?」
きたぁぁぁ!!
「あぁ、どうも昨日から調子が悪くてな・・・ちょっとティッシュを 貸してくれないか?」
「あっ、いいですよ、ちょっと待ってください」
勝った!!私の作戦勝ちだ!! なんに勝ったのか謎だが!もう、開放される。
「・・・・・・ごめんなさい、丁度さっききれたばっかで」
チッ!どれだけついてないんだ・・・、 だが、計算してなかったわけじゃない。 ここは、具合悪そうに
「そうか、なら悪いんだがティッシュを持ってきてくれないか? 私は風邪だし、誰かにうつしたりしたら大変だしな」
「わかりました!急いでもってきます」
ちょっと強引だったか?いや、大丈夫だろう。他人への配慮もしたし、 あいつのあの対応からして微塵も疑ってない。 助かった・・・まさか、トイレットペーパーごときで ここまでてこずるとはな。だが、これで・・・・・・うっ!!
第二波がっ!!!!!!!! 続く(嘘)
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