涙の最終日・・・
  
2007年03月31日(土)

3月31日、りんりんはO保育園、とんとんはT保育園と
お別れの日・・・。
とんとんは嘔吐でお休みして、最後の最後で登園出来ず、
担当の先生も前から「最終日はあたしも遅番だから、
最後までずっと一緒にいられるね!」って言って
くれてたので、本当に残念・・・。


りんりんのお迎えにO保育園に行くと、入り口で、
りんりんを一番お世話してくれたU先生が。
「あっ!お母さん!もう会えないと思った!よかったぁ!」
少し話しているうちに、能天気ムスメりんりんがおいらを
発見してダッシュしてきて、話中断。
思い出の場所(砂場、滑り台などなど)で写真を撮って、
車に戻る前に園長先生にサヨナラする!というので
もう一度職員室へ。

園長先生、副園長先生と話をしていると、横で
涙ウルウルのU先生・・・。
ホントに一番お世話になったし、あたしもこらえていた
ものが一気に。。。
「袋くだちゃいっ!って、いつも来るの、すっごく
 かわいかったわ。みんなの分までもらいに来てね・・」
と、園長先生が話してくれるのを聞きながら、
そんなシーンを想像したり。
とっても可愛がって、優しくあたたかく育ててもらって
いたんだな〜って、改めて実感。
涙、涙のお別れでした。


次に、お休みをしたけど、お布団がそのままだったので
とんとんの保育園へ。
とんとん不調のため、りんりんと二人で車で待っててもらい
一人で保育園の中へ。

お部屋に行くと、いつも夕方だけいる、遅番専門の
先生がいて、すぐに出てきて、

「寂しいわ〜、おかあさん、でも、おかあさんがんばったね!
 いつも、一日中走ってたものね、毎日走って走って・・・」

って、あたしの顔を両手で包みながら、涙ぐみながら
言ってくれて、もう、こっちも号泣スイッチON!
ワオワオ泣きながらお礼を言って、とんとんが元気になったら
改めて挨拶に来るね、って、約束をして布団を受け取り、
次にとんとんの担当のN先生と一緒に車まで。
ちょっと何か言ったら泣き出しそうなN先生と私。
あえて泣きそうなことは言わない二人。
先生も車の中のとんとんにお別れの挨拶をして、涙が
こぼれそうなのをこらえながら保育園の中に戻って
行きました・・・。


遅番の先生に、頬を包まれながら、今まであたしがしてきた
ことを暖かく認めてもらったこと、それが、今でも思い出す
だけで、心をホンワカあったかくしてくれる。
普段、そんな風にねぎらってくれる人なんていないから。
がんばってもそれが当たり前だと思っているんだろうね。
だけど、そのがんばりを、しっかりと毎日認めていて
くれてたんだ、そしてお別れの時に泣きながら言葉に
してくれたんだ、って思うと、本当に感無量に・・・・。


寂しい別れだったけど、これだけの優しい人たちに
りんりんもとんとんも今まで包まれ、見守られ、
大事にされてきたんだって思えたのは嬉しいことだった。


特にとんとんの保育園では、価値観の違いとか園の方針とか
考え方のすれ違いで悩んだり衝突したりしたこともあった。
けど、今となっては、それもあたしを育てた事柄のように
感じる・・・。


明日から新しい保育園。
二人一緒の保育園。
もう、朝、血眼になって走り回って二箇所に送らなくても
いいんだ、もう、夕方、机から駐車場までダッシュで
走って、時間との勝負、しなくてもいいんだな。
延長あるし、会社の駐車場から徒歩1分の距離だから、
定時ピッタリで仕事が片付かなくてもストレス感じて
イライラすることもなくなるんだろうな。


明日から新しい生活の始まりです。