気がつきゃライブの時間だぜ
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| 2009年08月03日(月) |
◎お笑い怪談の夕べ 「本物のユーレイも出まぁ〜す!」@天満天神繁昌亭 |
今年で3回目の開催になる、福笑さんのおばけの会です。
3回とも足を運んでいるわけですが、 見事にセットは同じものを使っています。 もう3年間も大切に保管してはるんですね。
この会は、とても素敵です。 去年の福笑さんの 「真田山慕情」 は、秀逸でした。 めちゃくちゃ怖かったけど、 この凄みがものすごくかっこよくて 惚れました。
今年もとても楽しみです。
たまさんは 「ベルゼバブの蝿」。 もう4回くらい聞いたけど、 これ、話しの出来もいいし、おもしろいし、 すごくいい噺ですね。
だいすきです。
マクラで、この会はちゃんとお祓いに行ってて お札ももらってきているけど 霊感の強い人には いろいろ見えるらしい、とのことでした。
こわ〜。
二番手は 染雀さん。 「足上がり」 でした。 どこがお化けやったっけ? と、思ってたら 見に行ったお芝居が四谷怪談でしたね。
中トリは 米左さんの 「応挙の幽霊」。 これ、おもしろかったです。 幽霊が酔っ払ってくるところが笑えました。
そして、旭堂南鱗さんの 「生首の碁盤」。 怖かった〜。 碁盤の上に生首がふたつ、なんて 考えただけでこわいですよね。 それに、このお話が 鍋島の怪猫に繋がっていくそうで、 そう思うと いっそう怖かったです。
さて、いよいよ、福笑さん。 今年の演目は 「備後屋敷。」 去年の 「真田山慕情」 は、人情話しで怖いのを作ったので 今年は 怖くて大笑いできるのを、と作られたそうです。
実際、もう大笑い。 実は、わたし、最前列の真ん中だったんですが、 両隣の人も 後ろの人も 笑いの渦となってました。
でも、怖いところは怖いんですよね。 師匠の表情が ものすごく凄みをおびてくるんですよ。
それで、サゲ的なものが話しの中ほどに来るんですけど、 ネタばれがいやな人は ここからは読まないでください。
備後屋敷に逃げ込んだ悪者二人。 実はここは昔、お染という女中が 殿様になぶり殺された場所でありました。
「幽霊の出る条件が5つ重なったら お染の幽霊が出るんや。」 「それってなんやねん。」 「あたりが暗くなって、 生暖かい風が吹いてきて 雨がぱらぱら降ってきて 背筋がぞくぞくっとしてきて 遠くで鐘の音が ごぉ・・・ん、と。」 「おい、鐘、鳴ったやないか。5つ全部そろてるで。」 「ほんまや、5つ全部そろてるわ。」 「ほたらなにか、5つ全部そろてる、て・・・・。 それ、それ、それって・・・・。」
男は、がたがたぶるぶると片手を上げながら
「ビンゴ〜〜〜〜〜!!!!!!」
あかん。
爆笑です。
お腹痛い。
そして、真っ暗になって出てきたのはお染の幽霊です。
こんにゃくを自分で調達し、 落語のメルマガを読み、 スリッパをはいている幽霊でした。
お化けが恨み言を言って消えていった後、 電気がぱっとつけられ、 白に芝露の模様の着物に着替えた師匠が現れました。
毎回のことながら、見事です。
いや〜、最高やね、この会。
しかし、「備後屋敷」、おもしろかった。
来年も、前半の2日間に「備後屋敷」やるんやったら、 絶対にこのお化けの会、2回通いたいと思います。
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