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ここ数日マイケル・サンデル教授のハーバード大学講義番組見てます。 とっても面白くてわかりやすい。 本も出てるし、今月、来日して東大で講義をされるそうです。 受講可能だったのに気付くのが遅かった(><) しかし、テレビでぼおっと見てるだけでもいろんな問題が各方面の視野と討論と共に頭にはいってきます。 教授が明快に問題を学生達に振って行くせいなのか、学生達も堂々と自分の考えを整然と述べる。 今日は代理母と兵役についての講義を見ていました。 命を売り買いするような問題はどう考えていくべきか、哲学、倫理、いろんな捉え方で論じていました。 お金で買えないものもあるし、正義は多面体なので様々な視点から考えなければ 多数決、貧富の差、力のあるなし等で一方的に定められてしまいます。 なので問題に『正解』は出されません。 あくまで学生達にどう思うかいくつもの視点を明確に出させ どんな考え方があってどうこれから考えて行くべきなのか、より多面的な思考方法を問いかけるのです。 よく、思想や持論のゴリ押し、平行線等で議論はネガティブに捉えられがちでもありますが サンデル教授の采配で進行する議論は、世界や先人達の哲学、知恵を生かしながら これからの世の中をどう生きて行くべきかまじめに考えるのが面白くなってきます。 この『面白く感じる』というのがとても大切なんだろうなと思います。 日本だけでなく、海外とたくさんの人と生きて行かなければならないし、世界にはいろんな文化、宗教、考え方がある。 困難な問題なのでうへえと疲れますが、明快な議長が整理して進めていくと こんなに面白いものなんだなと感心してしまった。 テレビと併せて読まれるといいと思います。 ↓ マイケル・サンデル これからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学 人と話す時は議論でも前向きな方が、夢や理想がより現実に近づける気がします。 方法論なのかな。
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