今日のブルー ALL INDEX| INDEX|BACK |NEXT ※イラストグッズ販売始めました。※
怒濤のように本買ってます。狼から恐竜まで今月だけで40冊越えてしまった… 嬉しいけどドコ置くよ自分。 絵は先日行ったある動物園の狼から起こしてみたもの。 買った恐竜本の画家(ルイス・V・レイ)の鉛筆画があまりにも素晴らしかったので 私も狼でやってみました。 この狼は動物園にいたもので、ひとりぼーっとひなたぼっこしていました。 なんでも少し前に連れ合いが先立ったそうです。かなり年寄りに見えました。 うちにも19年半生きた犬がいましたがとてもよく似た表情と仕草をしていました。 ボケちゃってポーっとして腰が痛いのか座るときもじわあ、と座るんです。 ごはんをもらう時も手からしか食べなくなって、昔はそっと噛んで人の手を痛めないよう 気を配っていました。それがボケてから強く噛むようになった。 それでもケガをするほどではないのですが、飼われた犬がどれだけ人を傷つけないよう コントロールしている生き物か思い知った出来事です。 ぽーっとした表情にああ、うちの犬そっくりだと思った。 狼は連れ合いをなかなか変えないそうです。社会的な生き物なので害獣とされたイメージの半分くらいは 人の勝手な決めつけでもあり、そのために多くの狼は迫害されいなくなりました。 日本狼については、本を読んでいるとどうも絶滅(?)した理由は害獣として狩られた事もありますが 一方、焼き畑で生活を営んでいた人々が近代いなくなるにつれ、滅んでいったようです。 焼き畑にイノシシやシカが来る事で狼はそれを食べ、人は益獣として神とまで祀った事もありました。 なので、人と共生するようになっていたとも言えるようです。 狼を害ある生き物として迫害しだしたのは狂犬病が入って来たあたり、他の動物の害まで 狼にかぶせられ、ただでさえ焼き畑の衰退で減っていた彼らに壊滅的なダメージを与えたのでしょう。 日本は江戸時代まで絶滅させた動物がほとんどいませんでした。 生き物や自然すべてに神が宿る、とし、さわらぬよういい距離で生活していました。 近代になって畜産など新しい産業が海外から入って来てからは、とてもたくさんの動物達が滅んでいきました。 ニホンオオカミの本をいくつか読み進めて行く度寂しい思いをします。 今も絶滅寸前の生き物はたくさんいますし。 昔の日本人の自然への接し方を少し習ってみるのもいいかもしれません。 生活は大きく変わってしまったので難しい事かもしれませんが。 画像のモデル狼についてググってみたら出てくる画像がどれもこれもペアで仲睦まじい姿ばかり。 狼が本来どんな生き物であるか興味は増すばかりです。 絵にそのうち連れ合いも添えてやろうかな。名前がブランカ、白くて美しい女狼でした。 どちらも相当長生きのようで、動物園でも大事に飼われてたんだろうなといろんな思いでしばらく眺めてました。 上野にも昔狼がいたような記憶があるのですが、最近行った時はもういなかったように思います。 それから、国立科学博物館で散歩中、偶然旭山動物園の飼育員さんが短い講座をやってあって 少しばかりお話を伺いました。雪の中バサア!と蹴散らしてジャンプするシンリンオオカミが見られるとの事 一度行ってみたいです。ちなみに3時半には閉園するのでゆっくり時間を取って来てくださいとの事でした。 日が暮れるのが早く、明るいうちに掃除しないといけないからだそうで、動物園もいろいろ大変。 あまり動物には関わらず、互いに一線を引いて暮らすのが保護より良い気がするものの 動物園がなかったら生きた動物に会えない。申し訳ないジレンマです。 勿論、多くの動物園は減ってしまった在来種の繁殖などいろんな形でがんばっていて やれる事はやりながら生き物が本来生きていた場所を少しずつ返していかなきゃならないのかもしれません。 『ウルルの森の物語』も見てきました。 やろうと思ってた物語のプロットがほとんど一緒だったのでまた別の切り口じゃい!と 本を漁り直し博物館で??なニホンオオカミ剥製とにらめっこする日々です。 映画自体はなかなか良かったです。というか映像で北海道の大自然に可愛い子動物と子供見れば泣くしかないです。 子狼の映像出た瞬間そんだけで泣いたです(笑) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー そうそう、先日渋谷のアップリンクにてNIN試写会見てきました! 2007年と2009年のライブを思い出してじわーっとした。 私が見たのは日本のプロの手で編集されたライブ映像です。(元データはトレント本人が無償で出したもので 海外でもファンの手によりまとめられ、配布されています) 良かったあ。 もし、これをまたどこかで見る機会があればぜひ、ご覧になるといいと思います。 仕込みとかいろいろ手がけた方々は本当に大変だったかと思いますが おかげさまでまたNIN熱は静かにふつふつと燃料投下されました。 きっと私だけじゃないと思います。 ありがとうございました。 年始はなかなか素敵なスタートです。
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