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アッコちゃんこと矢野顕子の歌が脳内から途切れない梅雨。 カエルにハマってしまった。 ♪ふりむけば、カエル? その声はカエル?♪ ![]() うっとうしい梅雨も乾かない洗濯物も カエルに言われちゃしようがない。 岡本太郎もなんか描きたくてごそごそ考えてます。 この人は、真似ても仕方がないので私がやるなら本人の生涯の漫画とかそんなんかな。 渋谷駅に『明日の神話』っていう核を描いた巨大壁画が置いてあるんだけどよく行って眺めてます。 太郎ちゃんは「芸術は人々の生活の中にこそあるべきだ」と言った。 行きたかった阿修羅展なんかみたいに、大事に仕舞い込まれ、僅かな時間でギュウギュウの中でしか 見られないなんてのじゃダメなんです。 自分が必要な時、気が向いた時フラっといつでも行って触れられるとこになくちゃ。 『明日の神話』は駅に入れる間はいつでも見れる。 警備員さえもういないし、作者のクレジットすらなかった。 彼は、どんな人も生きている事そのものが芸術であり、誰もがみな天才なのだとも言った。 『明日の神話』は最凶の悪、核兵器の前であっても屈せず燃え上がる人間の誇りを高らかに描いている。 それで神話。明日の。 未来ではなく、過去でもなく、現在に全力で生きろ、と言った彼。 それが何故『明日の神話』なんだろうとかぼんやり考えながら雑踏の中、眺めている。 私は美術館でも汐留でもこの絵を追いかけて見ましたが、一番好きなのは渋谷駅にある状態。 広島に行く計画もあったそうですが、東京に住む私にはこの状態って嬉しい。 人が多いの嫌いで渋谷なんか用がなきゃ駅を降りるのも苦手だってのに(笑) たくさんの人が行き交う姿の中、時折私のように立ち止まって見上げる人がいる。 彼らは何を思いながら見てるのかな。 そこまで含めて『明日の神話』 今は亡き岡本敏子さんが探し出した宝物は目に見えない美しさと共にいつもそこにある。 描いた人が亡くなっても、探した人が亡くなっても人間より長くずっとそこにいる。 なんか泣きそうになりました。悲しいわけじゃないのにね。 こっちに太郎ちゃん描いてみたよ。 絵をクリックすると元のデカサイズで見れるので できたらそっちで見て下さい。 ここだと画質小さくしないと重いので。 明日の神話、梵鐘、歓喜、岡本太郎の宇宙
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