日曜日、スリランカフェスティバルへ行って参りました。
スリランカで思い出すものってセイロンティーとウィッキーさんくらいかなーとのほほん喰って楽しんできました。
帰ってからはた、と気付いた。

あーーーーーーーーーーーーーーーっ！！

M.I.A.がそうだよ！
ウィッキーさんに盛り上がってる場合じゃない。

M.I.A. Hombre (with lyrics)


スリランカの内戦からイギリスに逃げて来た人。
お父さんが政府に反対して独立運動を展開してるので 家族と離れ離れに。
それで消息不明の父へのメッセージでMissing In Actioni＝戦闘中行方不明者
と名付けたそうです。

うーん、意外なとっかかりから繋がってくるもんなのね。
2005年のサマソニではじめて彼女を見て普通に音楽とキャラがいいなあと 思ってたんだけど。
一枚だけアルバム持ってます。

インタビューも読んでみたけどしっかりした意見若いのに話してて
しんどい子供時代送った人なんだなあと...
今、彼女はイギリスにいますがイギリスが与えたものの良さも理解してて
同時にスリランカの良さもイギリスに伝える事を目的にしているそうです。
（本人談）

紅茶で搾取とか生臭い事もあったはずだし、死んだ身内や行方不明の父もいる若い女性。
今、一番やるべき事が何なのかは、当事者が一番よくわかってるのかもしれないですね。
誰かがいかにバカげているか叫ぶ事をするよりその先に行くのが大事だって事わかってるミュージシャン達はブレません。
偽善臭さも感じない。
修復だけを最優先目的とする事は、誰もに恩恵を与えられるからかもね。
強くて美しい音楽って奴がすこーし見えて来た気が。






スリランカフェスの感想。

ビールを買いにお店へ行ったんだけど、小さい男の子が
真っ白な新しいコックさん帽子被って売り子してた。
弟なのかもうひとりもっと小さい男の子も。
傍にはきれいな民族衣装をまとったお母さんらしき女性。
日本なら「まあ、おりこうさんね」とでも言うとこかもですが
この子はりりしかったよ。
てきぱきと「生？スタウト？」とビールの銘柄などを尋ねてきぱき仕切る。
態度が大人なのですよ。そのへんのレストランのバイトの大人よりてきぱき動いてる
。店頭や料理する人達眺めてて スリランカ人って働き者、って印象持ちました。

もう一人前なんだと子供がえらーいなんて思った自分を反省。
おかあさんもカップになみなみ注ぎ残ったので私に飲め、と指示。
そんで継ぎ足してくれました。
せっかくありがとう、という言葉、ィストゥーティを覚えていったけど小さな声でしか言えずがっくり。
聞こえてねえや（＾＾；大きな声でぱしっと物が言えるようになりたい。

先週は同じ場所でブラジル祭りでした。ここでも印象的な親子が。
この子の場合長い列に割り込んできた。
私は前の外人さん達の連れだと思って入れてしまった。
そしたら全然違うみたい。おまけにあとから若くてきれいなお母さんらしき女性が現われ、
あれとこれ買いなさいと指示。ああ、子供使っていつもこういう事してるんだな、彼女、と思った。
怒ろうかと思ったけどおおらかなフェスだとほっといたです。

まあ、世界的に列で並ぶのは日本人くらいだろうし、ルールを守らない事も世界では一般的。
特にブラジルはサッカーなんかでも審判に見つからずにうまく違反出来ればそれも強さとして認められる。
そんだけ実力以上のとこで勝敗が決まる強豪国だから人々も考え方違うかも。
列に割り込まれて何も言わん奴が悪いって胸に納める。
今日はブラジルの祭りだからブラジルのルールに従ってやろうやないか、と（笑）

異文化とはこういうとこでも見えないあちこちで摩擦とかいつも起こってもいるんでしょうね。
子供はどっちも大きな目がくりっとして可愛かった。
ひとりはコツンとゲンコくれてやるべきだったでしょうね（笑）

どっちもすんげえ楽しかった。来週はドイツ、ベトナムですよ！









この画像、真ん中奥にいるおっさんが妙に気になる（＾＾；

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