久々にもう一本、『ガメラ 小さき勇者達』　を見ました。
ケーブルでやってた。子供と子供怪獣の映画です。
一度見たけどやっぱり良かった。

しんどくてもにっこり笑って隠れて泣く漢に憧れます。
人殺した後すら愚痴ってる通り魔とか、まだ怒りがおさまらないし。
休日、楽しそうにしてる人達の日常が自分と変わらない事も想像できなかったんでしょう。
現代日本で毎日が楽しくて不安もなく、魅力的、と言える人は生きる天才かアホだけです。


（ちなみにガメラ２の監督さん渋谷憎んでます（笑）
でも通り魔なんかやらず、きっちし映画で渋谷壊滅させとります...素晴らしい。
よく見る風景をガメラとギャオスが火の海に。正しい憎しみ発散法だと思います。
凄すぎて笑っちゃったです）

てなわけで怒りを持て余し映画。こんな時こそ子供と子供怪獣の物語。
無力な子供がただひたすらリレーで繋いで行くだけで剣も盾もなく勇者になり得る物語。
あの犯人はトラックとナイフを持って出かけた。
正反対の構図のものフィクションでも見れると救われる。

あんなマイナス自慢の最悪例こそフィクションであればよかったのに。
娯楽（フィクション）でのバイオレンスって暗い人間の側面を現実に持ち込まない為の堤防です。
だけど多くの犯罪者はゲームやアニメ、映画のせいにする。又は親、会社、世間のせいに。
ナイフ規制、ホコテン規制論が始まる。
そんならトラックに親に会社に世間も道具も全部規制しなきゃ！
あなたも私も皆規制される。
ナイフがないなら包丁使えばいいのよ。
ホコテンがないなら人の集まるライブ会場や繁華街狙えばいいのよ。
もはやテロ。

自己管理能力奪われて何が人間でしょうね。
薬も毒を薄めて作ってるわけで、規制は事故を防ぐ為であって
犯罪者の原因と簡単に結びつけては、言い訳を認める事になりませんか？
犯罪者ばかり最近守られてる気がします。


さて再び映画。くだらないものもいい。
快獣ブースカってのチョイス。モノクロのをケーブルでよくやってます。
ムカついたら「シオシオノパ〜〜〜」とでも呟いて脱力しよ。

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