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『 CONTROL 』 大ブレイク寸前のカリスマ的ヴォーカリストが生活や病気、プレッシャーに耐えきれず 23歳で自殺するまでを追った映画...というにはあまりにも歌詞と歌声にリンクした、濃い一本。 私にとってジョイ・ディヴィジョンは学生の頃、手に取ったジャケットの美しさと 低い歌声の陰鬱さがどうにも気になって、ずっと忘れ難いレコードのひとつでした。 たまたま手に取ったNINがクローサーやスティル、デッドソウルスなど リスペクトしてたので聞き込むきっかけにもなっていました。 イアン・カーティスは、目と声に圧倒的な存在感がありました。(映画よく演技してる) 短いけれど濃縮された一生を生きた人。 てんかんを患っていたので、自殺というには病死だったかもしれませんが。 (てんかんってポケモンアニメの光点滅でも起こったくらい 一般的な病気だそうです) それから、ジョイ・ディヴィジョンのジャケットを模してたNIN。 トレントは自殺をテーマにした曲Hurtを作った。 この人は、自己嫌悪や自殺を口にする事で自らやリスナーに自分だけじゃない、と 励ますというか、反対の意味を込めているように見えます。 パッケージをただ真似るだけでなく、歌い方も明らかに変わってって 生きてる人間は、創るものも変化し続けていける、 そういう事を伝え続けているように思います。 イアンのように、耐え切れず折れてしまった人生を 愛した人間が生きて繋いでくって最高のリスペクトかもしれません。 ちょこっとブルーハーツの『パンクロック』って歌も思い出してたり。 あとヘンリー・ダーカーの映画も見たんだけどまた後日。
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