土日休みの仕事になったあたしと。 不定休の華とでは、会える日がぐんと減った。 おかげで、あたしの週末は、ことごとく、眠りに費やす。 会えない。ことを寂しく思うこともなくて。 会いたい。と思う時は大抵、明け方で。 会おう。というよりも先に、あなたが来る。 この距離は、なんだろう。 会えた日には、甘えてみたりして。 拗ねてみたりして。 猫のように振る舞う、あたしは、確信犯だ。 繋がれているのに自由があることに、甘えてる。 大人しく巣に潜ったはずの欲望が、ときどき目を覚まして、 あたしの身体の内側で暴れるけれど。 それをどうにも出来ないほど、子供でもなくなった、のかも。
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