0からのふぁごっと日記
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2006年06月29日(木) おのろけ

渋谷のヤマハで譜面台買ってきましたよ〜。一番安いやつ。
ハードケースに入ってるので、荷物の総重量がさらに大きくなりそうです。
全部で10kgは確実にあるでしょう。死にますぜ!


さて、思えばファゴットとの馴れ初めについて書いていませんでしたね。
実は、ファゴットの実物を見たのは大学生になってからです。
「ファゴット」という名前の楽器があることは知っていたものの、
如何せん楽器に全く興味がない人生を歩んできたものですから、
当時の私ときたらクラリネットとオーボエの区別もつかない有様でした。
相棒の所属していた、大学の吹奏楽部のコンサートへ行ったときのことです。
私の目を引き付けたものは、茶色くて長くて煙突のようなトッポのような
ナナフシのような風貌をした楽器でした。
「まさかあれが…ファゴット…?」
舞台手前、向かって右側にいたその楽器をじろじろ見ているうちに、
演奏が始まりました。(どんな音がするんだろう?)

♪〜♪〜♪〜

「………音聞こえねええええ!!!」

そこで逆に私は、その楽器のことが気になってしまったのです。
「おい、あの楽器はどんな音がするんだ」
「高いのか?」
「吹奏楽部に入れば貸してもらえるのか?」
などと相棒に質問し(フルート吹きなのに…)、気分は既にファゴットビギナー。
「縁の下の力持ち」タイプのモノが大好きな私は、あっさりと
ふぁごファンになってしまったわけです。
そして、親に相談もしないでファゴットが習える音楽教室に入り、
先生の下につき、楽器も購入…今に至ります。

ファゴットを吹く方の話でよく聞くのは、
パート決めの時にジャンケンに負けてしぶしぶファゴットパートに。
   ↓
ファゴットに魅了され、そのまま続けている。
というパターンです。
こういう話を聞くと、やっぱり魅力的な楽器なんだなと思わずにはいられません。
tuttiでは他のパートを下から支え、ソロでは美しい旋律を奏でる…
素晴らしいじゃないですか。
知名度は低くていいんです。それがファゴットなんですから♪

のろけてしまった。


カイロだんちょ





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