渋谷のヤマハで譜面台買ってきましたよ〜。一番安いやつ。 ハードケースに入ってるので、荷物の総重量がさらに大きくなりそうです。 全部で10kgは確実にあるでしょう。死にますぜ!
さて、思えばファゴットとの馴れ初めについて書いていませんでしたね。 実は、ファゴットの実物を見たのは大学生になってからです。 「ファゴット」という名前の楽器があることは知っていたものの、 如何せん楽器に全く興味がない人生を歩んできたものですから、 当時の私ときたらクラリネットとオーボエの区別もつかない有様でした。 相棒の所属していた、大学の吹奏楽部のコンサートへ行ったときのことです。 私の目を引き付けたものは、茶色くて長くて煙突のようなトッポのような ナナフシのような風貌をした楽器でした。 「まさかあれが…ファゴット…?」 舞台手前、向かって右側にいたその楽器をじろじろ見ているうちに、 演奏が始まりました。(どんな音がするんだろう?)
♪〜♪〜♪〜
「………音聞こえねええええ!!!」
そこで逆に私は、その楽器のことが気になってしまったのです。 「おい、あの楽器はどんな音がするんだ」 「高いのか?」 「吹奏楽部に入れば貸してもらえるのか?」 などと相棒に質問し(フルート吹きなのに…)、気分は既にファゴットビギナー。 「縁の下の力持ち」タイプのモノが大好きな私は、あっさりと ふぁごファンになってしまったわけです。 そして、親に相談もしないでファゴットが習える音楽教室に入り、 先生の下につき、楽器も購入…今に至ります。
ファゴットを吹く方の話でよく聞くのは、 パート決めの時にジャンケンに負けてしぶしぶファゴットパートに。 ↓ ファゴットに魅了され、そのまま続けている。 というパターンです。 こういう話を聞くと、やっぱり魅力的な楽器なんだなと思わずにはいられません。 tuttiでは他のパートを下から支え、ソロでは美しい旋律を奏でる… 素晴らしいじゃないですか。 知名度は低くていいんです。それがファゴットなんですから♪
のろけてしまった。
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