日記っぽいモノ。
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私には、“第二のお父さん”と慕っている人がいる。
私が学生の頃には、 あまりよろしくない目的の為の「お父さん」が何人もいるという知り合いがいたが、 そういう意味のものではないので、そこは絶対に勘違いしないで頂きたい。
私の“第二のお父さん”は、近所のカフェのマスターだ。
私はこのカフェにかなり長い事通っていて、 家に居づらい時なんかには、コーヒー一杯で何時間も店に居座ったりと、 迷惑がられても仕方ない程そこでの時間を過ごさせて頂いていた。
治療中に働く事になった時に勤めていたのもこのカフェで、 不安定で主人格交代を繰り返しながら働いていたり、 休みを貰わなければならなくなったりする事も多く、 迷惑を掛けまくっていた筈なのに、 障害を理解しようと努力して下さったり、 普段から気を遣って悩みを聞いてくださったりと、 それまでの私の周りには居なかったタイプの大人で、 私は色んな事でマスターを頼ってしまっていた。 “第二のお父さん”と呼ぶようになったのはこの頃だ。
今日は、久し振りにそのカフェで、 “第二のお父さん”とゆっくり話が出来た。
私は今、治療の関係から仕事は出来ていないし、自分のアパートに帰る事さえ出来ていないし、 仕事をしている友達に会った直後で、 頭では焦ってもよくならない事は判っていても、実は内心ちょっと焦っていた。
でも、“第二のお父さん”に近況報告をして、 話して下さる事を聞いていたら、不思議ととても落ち着いた。
夕食をを済ませて、コーヒーを頂いて帰る頃、 「もう少し落ち着いて、暖かくなったら、食事にでも行こう」 「今働けない事は気にしないで、いつでもお店においで」 と言って頂けて、嬉しい反面、何だか申し訳無い気もしたけど、 私がこのカフェが好きな事実は変わらなくて、 「また来ま〜す!!」 と言っていた。
2004年02月14日(土) ブーツ探しのハズが…(なお) 2003年02月14日(金) 【まりや】(悠宇)
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