お母さんとお父さんが、私達の過去に起こった事について、同居しているお父さんの方のお婆ちゃんに話す、という話が出ている。

私はこの体に、過去に何があってこんな状態になったのかよくわかっていない。
性的虐待を受けていた、と聞いているだけである。


その事を話して、この体への対応が、悪い方に変わってしまったりしないか心配で、怖かった。

そこで私はお母さんにこう言ってみた。
「今まで騙しててごめんなさい、私は【なお】、実はなりたがりだったの。」

違う煙草を吸ってみたり、泣いて謝ってみたり、色んな事をして、『解離性同一性障害』なんかでは無いと、お母さんに思わせようとした。

でも、今までもそういう事をした人格がいたらしく、すぐに見破られてしまった。
そして、怒られた。


本当は、自分がそう思いたかっただけで、過去の辛い出来事から、辛い現状から逃げ出したかっただけなのかも知れない。


でも、お母さんはちゃんと私の話を聞いてくれた。
過去の事も、私に詳しい事を話してくれると言ってくれた。


もう、“なりたがりになりたい症候群（家族による造語）”は卒業しなくちゃ！！

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