日記っぽいモノ。
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| 私が食事を摂れなくなった訳（ゆり） |
| 2003年05月03日(土) |
昨日、診察の時に、食事が摂れなくなっている事について、先生から、他の人格がそうさせてるって事は無いですか？ときかれた。
私は、多分無いと思います、と答えた。
だけど、先生が考えた通り、私が食事を摂れないように暗示をかけている人格がいたらしい。
昨日の診察の話を聞いてから、【柊一】さんが犯人探しをした所、この日記でNo nameを通していると書いている人が、そういう事をしていると白状したそうだ。
彼は、今の自分の置かれている状況を辛いと思っているらしく、食事を摂らないことで、皆死ねたら楽になるだろう、と考えていたそうだ。
私は体が眠っている間に、声だけの存在で私達を助けてくれる人格（？）に会いに、例の薔薇の花の描かれている部屋に行き、暗示を解いてもらった。
暫くは反撃に出て来る事もあるだろうが、少しずつ食事は摂れるようになるだろう、と言われた。
今日、夕食を少し摂る事が出来た。
言われた通り、食うなといわれたり、右手が邪魔をしにくる事もあったけど、【柊一】さんが押えてくれたので、なんとか食事の時間を無事に過ごせた。
このまま食事が摂れるようになっていくといいんだけど…。
▼私用掲示板への書き込み▼
■ゆり
[悠宇君へ]
昨夜何か食べてくれたみたいでありがとう。
お陰でちょっと楽になった気がする♪
*09:18
■ゆり
[思った事]
No nameって名乗った人にも名前を付けたらどうだろう？
彼の辛い心境が少しは変わったりしないかな？
私達も話し掛け易くなるし。
*23:19
■ゆり
[↑補足]
彼に名前が付けば、彼自身も私達と馴染み易くなるかも知れないとも思う。
*23:24
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