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2012年11月11日(日)

制作発表の目的って/連ドラに引っ張りだこの役者たち

以前、堺雅人さんが
『出演している作品についてインタヴューを受けることがある。
舞台の場合は、チケットの発売に合わせてということが多く、その段階でどういうものになるか、
正直言ってわからず、大風呂敷を広げられない。
映画の場合は既に完成した作品が目の前にあり、その状態で大言壮語も難しい。
結局、どっちも控えめな表現になってしまう。』 というようなことを書いていたのを思い出した。

モーツァルト制作発表の話。
確かに難しいだろうね。
でも、インタビューを読む側からすると、映画は目的がわかるの。
見に来てねってことでしょう。

舞台はさー、今回はコンスタンツェの発表という新ネタがあったから、会見の意味わかるけど、
それ以外の目的っつーのが今一つつかめず。

だって一般販売の後だよ。
チケット販売を待ち焦がれてたファンは既に入手済ですってば。
チケット買い増す可能性もないわけじゃないけど、それどの程度見込めるの?

となると、制作発表の目的は。
ファンに声を届けるためのサービス・・・ではないだろうし。
ヲタではけなかった分の席をライトなファンに売ることを目的とした販促活動と考えてOK?

で、そのライトなファンは、今回は特別に新キャスト発表があったからちょっと例外だけど、
芸能ネタファンなのか、舞台ファンなのか、はっきりしないんだよなー。

制作発表に限らず、ドラマとか家電の新機能とか、
何をリターンとして、これをするってのがはっきり見えなくて。
惰性か慣習にしか思えないところが、これまた閉塞感の一部の様な気がしてる。
もっとターゲット絞って球投げた方が効率的じゃん!という思い。

例えば、スポーツ新聞に高橋ジョージのコメント載せて、それ読んで
1万使おうという気になる奴が、どれだけいるか等の、費用対効果の話。
タダで見られるテレビならともかく、後に残らないものに約1万円払うって気持ちを
軽く考えすぎでは?

演劇系のサイトのようにコメント充実して載せることで、
作品自体に興味を持って見てみようと言う気持ちをかきたてる・・・というのはわかるんだけどね。

ヲタはコメント聞けて映像みられて(しかも格好いい!)、それで満足なのだが。

で、話はいきなり変わる。
『連ドラに引っ張りだこの役者たち』リスト10人に山本さんが入っていたー。
4クール続けて連ドラに出て、かつ、主役もやったという人のリストだった。

MONSTERSの友情出演がこんな形で反映されるとは。
"2004年の大河ドラマ「新選組!」以来となる香取慎吾との共演を実現させた。"って注目点違うだろー。
頼長さま怪演とか、自ら演出の舞台もやりつつーとか。
ま、共演が注目されるっていうのも面白いからいいけど。

って、リストを見ると、売り出し中の若手(あえてごり押しとは言わず。って言ってるけど)以外は、
主役しかやらないというこだわりもなく、映画に特化することもしない、かつ、大手事務所以外の役者(事務所間パワーバランスの狭間とか、バーターとか押し込まれなさそうで使い勝手がいいとか。。。。)、という傾向が見える。

それにしても上川隆也は働くなぁ。
確か舞台もやってたし、SPドラマとかもあったよね。

って思うと同年代の主役しかやらない系、で舞台も映画もない役者(敢えて名前はださないが)って、普段何しているのかに興味がある。
主夫?楽しいならいいけど。
もっと演技したいのに仕事の内容に高止まりキャップを掛けられてたら、人によっては辛いよな。

それにしてもバカレア高校か。楽しいかもw。


alain

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