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2007年07月24日(火) 過呼吸の対処の仕方

これは、日記(2005年03月02日)に、『過呼吸の対処の仕方』として書いてある内容と同じものです。
こちらにも UPさせておいた方が良いと思って、『同じ内容のもの』を こちらにもコピペします。
(と思ったけど、ちょいと手直ししました ^^; 2007年07月24日)





これ、早くアップしたいなぁって思っていたんですよ。
何より早くアップすべきだったんだけど、私が真っ只中だったから、怖くてできなかったの。
目次だけ書いてて、遅くなってごめんね


さて、過呼吸とは、いったいなんぞや??

私の場合で言うと...
パニックになって、吸っても吸っても呼吸ができなくなって、って言うか
空気を吸っても吸っても苦しい。

これは、酸素が体の中に入りすぎて、かえって酸欠状態(変でしょ?)になることらしいんだけど、
 (注 : 本当は医学的に言うと、『酸素過多』です。
      体の中には、酸素の他に二酸化炭素も必要で、
      その比率(バランス)が崩れると『酸素過多』の状態になって苦しくなります。)
だから、二酸化炭素を体に取り入れて正常な状態にするために、
自分が吐いた二酸化炭素をもう一度体内に入れて中和する?方法として、紙袋で息をすると良いって言われてるのね。

これ(過呼吸)は、とっても怖くて、苦しいから息をもっと吸うために呼吸が速くなって、
でもそれは、過呼吸に拍車をかけるだけで、
だからもっと苦しくなっていって、最悪の状態になると意識が遠のいて、
死の恐怖を感じながら(つまり首を絞められて息ができない状態と同じだとイメージして下さい)失神してしまう。
これを経験してしまうと、怖くて外出ができなくなってしまうんです。
またこういう状態になってしまうかも知れないって思う恐怖!

電車の中でなったら?
デパートの中でなったら?
スーパーで買い物中になったら?
外食中になったら?
コンビニでなったら?
エレベーターの中でなったら?・・・

蟹さんに言わせると、「パニック状態になると、自分が息を吸って良いんだか吐いて良いんだか判らなくなる」んだって。
息を吸って良いんだか吐いて良いんだか判らないのなら、息をするのを止(と)めてしまえばいいって言われました。


そこで、対処の仕方です。

(この文章を読んで、この文章だけでできるかどうか?
 実際にやって貰いました。タロウさん、スペシャル・サンクスです!)


1 まず息を吸う

2 そのままの状態で息を止めて下さい

3 30〜60秒息を止めます

4 で、できる限りゆーっくり息を吐ききります

5 で、吐ききったところで また止める

6 いーち にーい さーん しーい ごー(ゆっくり数を数えて下さい)

7 で、今度はゆーっくり息を吸います

8 息を吸い切ったところで、また止める

9 いーち にーい さーん しーい ごー(ゆっくり数を数えて下さい)


◎ 上記の要領(1〜9)で息を吸って止める、吐いて止める を 3〜5回繰り返します


10 次に息をゆーっくり吸いながら同時に両肩を上げてください

11 これ以上吸えなーい!ってなったら、肩の力を抜いてストンと落とすと同時に息をはっって一気に吐く

◎ これ(10〜11)を3〜5回


これで 落ち着きます。
って言うか、私は落ち着きました。
これをやると、パニック状態から抜け出し、楽に息をすることができるようになりました。

でもね
これって、自分では無理です。
断言しちゃいます。私も無理でした。
だから私は自分でコントロールできなくなったら蟹さんに「息が吸えない!!」って電話してました。
そのうち自分でコツがつかめて自分で対処できるようになるんですけどね。
(すぐに ではなく、コツがつかめるようになるまでには 月単位で 長い時間がかかるんですけどね^^;)

だからね、携帯や電話などで 緊急時に連絡がつく人や 周囲の人に、この方法を教えて、誘導して貰ってください。

特に最初に息を吸って30〜60秒止めるのは、完璧に無理です。
だって苦しいんだもん!!
息が苦しくなってるのに、呼吸を止めるなんて!

だから、自分で30〜60秒を数えると、「いーち にーい・・・」 なんて悠長な数え方なんてしなくて、
「いちにさんしご!」って凄い速さで数えちゃうし。

自分を人に預けちゃうことができる安心感や
この人が 自分を助けてくれるんだと思える安心感。
そして何より 人に誘導されることによって 自分は呼吸法だけに専念できる集中力が、パニックをやわらげてくれます。

電車に乗っていても 他人の目なんて気にしなくてOK!
自分のことの方が大切だから、
パニックになったときには、自分のことだけを考えて大丈夫! ^^
(まぁ 周りのことを考える余裕があるうちは、パニックなんて 起きないか^^;)

これを読んだ人は、紙に書くか、プリントアウトして、いつでも持ち歩いて下さい。
身近な人に見せ、『パニック』ではない時に何度も練習してみて下さい。

どうか 私の対処法が、あなたのお役に立てますように。
願いを込めて。




最近探し当てた『パニック』関連のHPのリンクを貼っておきますね ^^


http://www.jpdc.or.jp/
『全国パニック障害の会』




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