みんなで しあわせになろうね ^^ 2006年11月13日に『いのちの電話』のHPを紹介しています
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2006年10月23日(月) |
家事、どうしてもしたくない(男性) 2 |
昨日の続きです。 彼の書き込みのあと、凄い勢いで突っ込みが入りました。 女性からは馬鹿にするなという怒りの言葉 そして同性である男性からは、甘えるなの言葉。
で、これらを読んで、真面目に考えました。 『何が根本原因なのか?』と
考え始めた最初の一歩は、 彼女が辞めたくない仕事があるのであれば、辞めなくても良い相手の条件を考えていないのはおかしいと思ったことからでした。 それに、辞めたくない仕事があるのであれば、仕事場から遠い場所に家を借りるのは、変なのでは?と。
さて、 恋人を選ぶ条件。結婚相手を選ぶ条件。 異性を選ぶ条件に、生まれて初めて会った、そしてずっと同じ『家庭』という場所で育った最初の異性である 父親や母親の影響は、とても大きいと思います。 その影響とは、父親(母親)みたいな人が好き もしくは、反面教師として、父親(母親)みたいな人とは 死んでも嫌!
で、 このカップル、とっても無意識に、本当に無意識に 母親(父親)と正反対の人をお互いに選んでしまったと思うの。 彼女が厳格に育てられて、無意識か意識はあるのかは判らないけど、窮屈だなって思っていて、この相談者を選んだ。 相談者は 母親の適当さにうんざりして、しっかり者の彼女を選んだ。 つまり、お互いに正反対の家庭で育った人を選んでしまったことになります。 不幸なことに、お互いがそれに気が付かなくて、「自分の家では...」を相手に押し付けているのです。
何が普通か は、それぞれの家庭が基準で、 昔nobyの例を出したけれど、家族旅行 イコール 車で寝泊りすること と、 中学生までそれがどの家庭でも当たり前のことだと信じて育ったnoby。
はい。いいえ。 この言葉、日本語では相手の問いかけに対して、○の時には『はい』×の時には『いいえ』と答えているけど、 例えば、「紅茶はお好きじゃないですか?」 好きじゃなかったら、「はい、好きじゃないです」 好きだったら、「いいえ、好きです。」 でも、英語では、『好き』であることがメインなので、好きじゃない時は いいえ(NO) 好きな時は はい(YES)
首を縦に振るか横に振るか、たったそれだけでも、世界レベルで考えるとYESとNOが逆の意味になります。
グループの最初単位が夫婦で、そして家族。 この一緒に暮らしている家族の共通ルールが、世間一般と離れていたところで、家族間であれば誰にも迷惑はかけないよね? 言われてから動く奴は 使えない馬鹿なやつと言われ続けて成長した彼女は、おどおどして絶えず自分の仕事を探していたような気がするし、 なぁんにもしない家で育った相談者の家は、すえた生活臭が漂っていそうで、どっちも嫌だなぁ。
ってか、私の実家は相談者の家のようです。たぶん。 シンクに置きっぱなしの水の入った食器にカビが浮いていても平気。 こんな家じゃなかったのに、何がどうしてこなってしまったんだろう?って思います。 そして愛する甥っ子が病気にならないことを祈っているのです。(しょっちゅう風邪を引いてますが)
で、解決策です。 お互いが異世界で暮らしていたのを きちんと認識すること。 父親(母親)と正反対の人を選んだということを ちゃんと認識すること。 そして、ちゃんと考えること。 この相手を選んだ 本当の理由は? お互いの実家と同じ調子で結婚後も暮らしたいのであれば、それはお互いに無理です。 だって、正反対の人を選んでしまったのだから。
母親のずぼらさが嫌い。 父親の厳格さが息苦しい。 それを加味して、お互いに話し合って新しいルールを作れるのであれば、結構相性は良い気がします。 きりきり働く女性と、ぐちぐち文句を言いながら手伝いをする男性。 そして、時間をかけて お互いに歩み寄って 丁度良い塩梅(あんばい)になれば。 結婚って、新しい戸籍を作って、新しい家族を作ることだよね? そして どちらかの家に縛られるんじゃなくて、 古い習慣を捨てたり取り入れたり試行錯誤しながら、新しいオリジナルのルールを作ることだと思うの。
彼女の父親のように彼女が子供をしつけるのであれば、相談者は子供の逃げ場になってくれるでしょう。 相談者がずぼらで適当な性格だから、彼女までずぼらでは子供が可哀想だもの。 反対に彼女のような性格が家庭に二人いたら、子供の逃げ場がなくて可哀想だと思う。 真逆だからこそ、上手にしつけと逃げ場になると思うの。 ただし、相談者の人が精神的に『大人である』こと前提の話だけどね。
みなさん、どう思います? 別れた方が良いと思いますか?
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