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しあわせになろうね ^^
2006年11月13日に『いのちの電話』のHPを紹介しています

目次昨日明日


2006年04月03日(月) 先輩がうつになる以前から私は嫌がられてた?

ウツにかかっている先輩は、その人の同期の女性の先輩以外の人と会話するのが苦痛な様子です。
私は、正常な精神状態では平気だったり、平気なフリができていたのが、ウツになると、「イヤ」と思うと表に出してしまうのかなと、ということは、
この先輩は、私たちとの会話が前からうっとうしかったということでしょうか?



この方は、会社のうつの先輩に対して、どう接していいのか判らないと相談下さった方です。
お礼のお返事と一緒に もう一点質問と言う事で 書き込まれました。

【夏海】
こんにちは ^^
理解しようとしてくださって、どうもありがとうございます。

確かに、『普通』にできることが『普通』にできなくなることがある病気ではあります。
バスに乗ったり、エレベーターに乗れなかったり、人ごみがダメでショッピングができなかったり。

TVを見たり、本を読んだり、映画を見たり、会話もその一つです。

同期とおっしゃってるということは、その先輩と長い付き合いの方なんですね。
と言う事は、何でも話し合える間柄だと思われます。
恋愛や失恋や 家庭問題とか
会社以外の個人的な話もしていたでしょう。

つまりは、そういうことだと思います。

☆☆☆さんがどうこうというよりも、
自分のことを 何も言わないでも分かって貰える
言葉のツボを知っていて安心して話が出来る相手が、先輩の方の同期の方なんでしょうね。


どうか ☆☆☆さん 傷つかないで下さいね。
☆☆☆さんが悪い訳ではなく、ただ 今は『そういう状態だ』程度に思っていて下さい。
同期の方と お喋りができるのであれば、無理をして話をしなくても大丈夫です。
同期の方に、「私が話し掛けると 辛そうにするんだけど、どうしたら良いの?」って
思い切って質問してみるのも良いかも知れません。
どうしたら良いのか、その方が先輩に聞いてくれて、何か良いアドバイスをしてくれたら良いですね。

☆☆☆さんも 無理しないで下さいね。


お返事がありました。


再度のわかりやすく親身なご回答とアドバイス、本当にありがとうございます。
お二人のご返事で、また気持が軽くなりました。

ウツとはいかないまでも、私は他人の表情や自分に対する態度、自分がどう見られているかがすごく気になるたちで、あまり精神的に強い方ではありません。
他人から精神的に強く楽天的だと思われがちですが、人の目が気になりがちなので、意識して自分の弱い部分を出さないよう気をつけたり、なるだけ落ち込まないように、ストレス解消するように心がけているだけです。
ウツ病に陥ることがないように、イヤなことから逃げないように、頑張っているつもりです。

そんなところに、身近な方のウツ病という出来事で、お二人によいアドバイスをいただいて心は軽くなりましたが、やはり隣の席の方だけに、日々、重い空気が伝わり、影響を受けて気持が沈みます。
そして、そういう弱い自分がイヤになってはその気持を振り払い、自分に言い聞かせることの繰り返しです。

私が精神的に本当に強い人間なら、きっとその先輩を受け入れて、フォローして、いたわることができるはずだと思います。
そういう器の大きな、心の強い人になりたいと思っています。
性格はそうなろうと思えば変わっていけるものでしょうか。


『イヤなことから逃げないように』という言葉に引っかかりました。
なので、こんなお返事を書きました。

【夏海】Re:無理しないでね

何か 書き込んでいるうちに、熱く語ってしまったので、
恥ずかしいので メッセージは ここではなく、私のHPの掲示板へ移しました。 ^^;

ので、ここでは簡略して

>ウツ病に陥ることがないように、イヤなことから逃げないように、頑張っているつもりです。

逃げるということは、自己防衛のためには、時には必要です。
それは、卑怯でもなく、弱いのでもなく、冷たいことでもありません。

頑張りすぎるということは、とっても危険です。
お酒の飲める許容量は とても分りやすいですが、
ストレスに対する「許容量」は、とっても分り辛く、
例えば花粉症のように 
少しずつ積もっていったストレスが、ある日突然許容量を超えてしまう場合が多々あるからです。  

だから あまり頑張り過ぎないでね。
☆☆☆さんが 頑張りやさんだから、そして『頑張っている』ことを見せないから
きっとみんなが頼りにしてしまうのでしょう。

☆☆☆さんが憧れている 度量の広い人間になるためには、ある程度の年齢や経験も必要です。
☆☆☆さんなら きっとなれるでしょうし、
ただ その為には 頑張り過ぎない練習もしてくださいね。

追伸

リラックマシリーズの本知っています?(コンドウ アキ著)
あれの『トリダヨリ』がお勧めです。
あれ読んで、私 キイロイトリしてたなぁって思って ^^;

あれの中で好きな言葉は、「スイッチ ハ キル タメニ アル」です。
おおお!なるほどーって思って。
気を付けていないと スイッチが入りっぱなしになってしまう私の教訓です。


そして、掲示板に書き込んだのは、これです。

書いているうちに、あまりに熱く語ってしまったので、こちらに移させて頂きました。
私が家を出てから、新しく出会った人達に助けられ、私は恵まれているなぁって思って、
でも、それが相談の答えではなく、ただの自慢話になってしまっているのではないかって
ちょっと不安になってしまったので ^^;
お呼びだてして ごめんなさい。
 
 
人に嫌われていると思うことは、精神的ダメージが強くて、
嫌われないようにとか、集団からはみ出さないようにってとても強く思っていて、
がんばって がんばって
私の場合 頑張りすぎて壊れました。
自分の限界を超えちゃったんですよねー。

子供の頃から 寝込むまで頑張って、ベッドの中で「やっと頑張らなくて良い」ってホッとして
また寝込むまで頑張るを繰り返していて、
みんなが寝込まないのは、体が丈夫だからって思っていたんだけど、
『普通の人』は、寝込むまで頑張らないって気が付いたのは、30歳を越してからでした。
私ったら、何てお馬鹿さんなんでしょう。^^;
そりゃー 病気にも なりますわな。

で、今は 全てのものと決別し、一から人間関係をやり直して
趣味で始めた山やクライミングと出会って、
そのお店で出会った仲間達を見て、
こんなに我が儘でも良いんだって 目から鱗がごっそり落ちました。

みんながお互いに ヤツはおかしいって思っていて
みんなが 自分が一番普通だって思っていて
自分勝手に怒って 自分勝手に喋って 自分勝手に機嫌が治る。
そりゃー 見事なほど 個人主義です。
でも、仲間の大切さを知っているし、助け合うことの大切さや必要性、、
食べ物や飲み物、喜びなどをシェアし合うことの大切さを知っている人達で、
だけれども干渉され合いたくもない。
今までの人生で出会ったことのない とても 特殊な人達ばかりです。

その人達をお手本にして 私も変われました。
ガチガチのA型人間だって誰もが思っていた私が
会社や山の仲間の誰もが BかOだって言い張るくらいに。

私の仕事が 人に喧嘩を売ることが仕事なので、
悲しいことに 私を天敵だと思っている人が沢山います。
そのせいもあるのですが、私を好きでいてくれる人がいてくれたら良いやって
嫌いなら、嫌われても良いやって
無理して好かれようとしても 疲れるだけだしって思えるようになったことが
この病気になった 一番の収穫だったと思います。

私が死んでも 世界は回っているって 
私が死んでも 人々の日常は何も変わらないって思うことは恐怖でしたが、
今は、それなら 私一人が頑張らなくても良いんじゃんって
何もかもを 自分ひとりで背負わなくても良いんじゃんって思える気楽さを手に入れました。

☆☆☆さん
うつに限らず、メンタル系の問題を抱えている人のオーラは、結構強くて
だから 自分の精神が健康でないと 引きずられる恐れがあります。
ヤバイと思ったら、距離をおいてくださいね。
それは その人から「逃げる」のではなく、
その人をサポートする為に、そして何より自分を守る為に必要な行為
なのです。

疲れちゃった時には、どうかご自分にレベルアップを要求しないであげてください。
今までよく頑張ったね。
ちょっと休憩しようかって。
はぁ〜って手足を伸ばして休憩して 
頑張れる元気が出てから、レベルアップを目指しても 全然間に合うのです。

私は私を変えるのに4年かかりました。
人生は まだまだ長いです。


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