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2011年09月06日(火) やたら真面目な夜

「家族」というものを、私の辞書でひいたら、きっと、いくつかある意味のどこかには、

「壊れないもの」と定義されていると思う。
両親がいくら言い争っても
家族が壊れることを私は想像したことがない。

ねがわくば、私も、私のこどもに
「家族とは壊れないもの」と定義されるような家庭をつくってあげたいとおもう。


同じ人と長くつきあい
また、なあなあな感じの相手がずっといた私にとって、

「好きです。付き合って下さい」
といういわゆる はっきりけじめをつける あたりまえのコトバが
とても嬉しくこそばゆく響いた。

いつもふざけている彼が

正座をして、しばらく天井を見つめたのちに真面目すぎるくらいかしこまって言ってくれた上記の言葉が
私はほんとうにうれしくて

彼が言い終わらないうちに

「はい」

と、満面の笑みで返事をしたのだ。


あのプロポーズのときも
こんな気持ちで ハイ と言えたらよかったのにね。


好きだ好きだとは言ってくれるが
きちんとした態度も言葉も示せないあの人を見ていたから

彼のあたりまえの姿勢が
私のココロにすうっとはいってきた。


そんな真面目な嬉しい夜に、
私は29になったのでした。


もか |おてがみ

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素材おかりしました。偶然HNとおなじ!