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続続・石笹妄想
桜の季節、もちろん刑事部の人たちみんなでお花見です。場所取り係は石垣で。 飲んで飲んで飲まれて飲んで飲んで飲みつぶれて眠るまで飲んで、 その数日後くらいに笹塚先輩と一緒に現場から帰ってくる最中に 「花見したいなあ」って石垣が言うの。「は?したじゃん。ついこの間だよね。 お前大丈夫?昨日の夕飯とか覚えてる?」って返されて「ちっちがいますよ…! 先輩と一緒に、って意味でふ(噛んだ)」と必死になるんだけど、なんか 反応うっっっすーーーーーーーーくて「あれ?いまもしかしてスルー?」 と思いつつ2日くらい過ごすんです。そして3日後に笹塚先輩と事情聴取へ行った帰り道、 なぜか遠回りしている先輩に気づく石垣。不思議に思いつつも黙って着いて行ったら 道の脇にきれいな桜が咲いていて「わー、すごいなあ」って素直に感動するんです。 そしたら笹塚先輩がそばの自販機でコーヒー買ってくれて、桜の木の下で一服するわけです。 そこで「こんなんしか出来ないけど」って小さい声で笹塚が言えばいいと思んです。 まあふつうに夜だし人通りの少ない道で不審者きわまりないんだけど、 ふたりでいればそこがパラダイス。なんてすてきにジャパネスク。
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