d a y s*
photo & text by tomoko

* 2007年12月24日(月)
 探しに行くからね


吐き気をとめられなくて母親のベッドを汚してしまう日が続いたある日から、夜はコタツで過ごしていたそうです。母曰く吐いてしまった時ものすごく悲しそうな顔をしていたと。それが、一昨日、昨日と母が寝る時間になると以前のように一緒にベッドにあがり(昨日は自力であがれなかったため、母が抱き上げたそうだけど)、眠っていたと。そうして昨日、ベッドに入ってから2時間の間でこっそりと旅立っていったそうです。多分、眠りについてそのままだったんじゃないかな。

15年と8ヶ月という年数が飼い猫の寿命として長いのか短いのか私にはわからないけど、往生なんじゃないかなあと思います。しあわせだったんじゃないかと。みんなに可愛がられながら、仲良く暮らしていたから。しあわせだったろう、なんて、それは思い込みかもしれないけど、最期を母の傍で過ごしてくれたのなら思い込みじゃないような気もするのです。

いままでありがとう。またどこかで待っててね。




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