d a y s*
photo & text by tomoko
* 2007年10月01日(月) |
彼らは友達。日本GP |
昨日は富士での日本GPでした。後半あまりにもおもしろかったので、放映が終わってからもしばらく興奮状態に陥ってました。
彼らは友達。マッサとクビサ。こいつらのファイナルラップがすごかったですよー。インフィールドからロングストレートまでを弾き合い、ぶち抜き合い、果ては飛び出した先から先へ突っ込んでくわで実況解説ゲストテレビ前みんな「うわーー!!!」でしたよ(笑)。こういうのがずっと見たかったんだよな。昔のF1みたいなドライバー同士の意地のぶつけ合いの勝負を。ほんとにおもしろかったです。最低ラインの礼儀を守っての激しい争いは見ていて楽しい。現代F1にもスポーツ的要素が残ってたなあなんて思いました。すがすがしかったよ。
すがすがしいといえばキミ・ライコネンさんです。あのひとバカかって思いました(笑)。だって、ウェットコンディションで前ほとんど見えない状況なのにひとりだけバカみたいにすっ飛んだ走り方してるんだもん。かっこよかったです。モンツァだったかのファイナルラップ1周前でなぜかいきなりファステスト出して、「どうしようもなかったからファステスト狙ってみたよ」とか言ってた時にもこいつって一体、って思ったけど(笑)。ライコネンの飛ばし方はすごく好きです。あの走りに耐えられるマシンに乗れてよかったなあと思います。今回跳ね馬陣営の作戦が全部大外しだったおかげで2台ともが2列目から最後尾まで落っこちたんで、最初はどうなることだかって思ってたんだけど、結局2台ともが入賞。盛り上げてくれたなー。
あとはアロンソが残念過ぎでした。アロンソの乗ってるマシンがあれだけぐしゃぐしゃになるの、初めて見ました。でもってヴェッテルはやっちまったなーと。ピット帰ってから20分間ほど大泣きしてたそうですが、うん。まだまだ先は長いさ20才。同じ過ちを繰り返さないのがかしこい子だ。(彼は3位でのSC先導走行中に2位のウェバーのカマ掘って2台してリタイアしました)コバライネンがやっとでポディウムにあがって、最初に書いたクビサは最初から最後までそこら中でバトル繰り広げてた。若手ドライバーの躍動をひしひしと感じたレースでした。ニコがどうしてるのかちっとも映らんかったのが残念ですよ。
どうでもいいけどハミルトンはもう黙って欲しいです。アロンソに出て行って欲しいなんて思ってても口に出すなよなーと。ハミ父もウザいしな。アロンソ父まで巻き込むなっつーの。痛い親子だなあと思います。なんつーか心理戦っていうよりも、いい気になってるとしか思えない言葉の数々にしらけております。
富士は、場所的にひどい目に遭いそうだからまずは今年の様子を見てみようと思ったのです。案の定2万人が足留めくらったとか道路が最大1m陥没したとか、予想以上のひどい状況に。でも、そういうの見ておきながらなんだけど、思った以上におもしろいレースが観られるのかもしれんなと思ったので、来年度検討対象に入れたいと思います。再来年の鈴鹿は行くつもりで。(再来年から日本GPは富士鈴鹿の交互開催です。やった!)