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photo & text by tomoko

* 2007年05月13日(日)
 F1・スペインGP/予選・決勝


予選の感想を書き終わったのが23:43で、よーしきりよし! とのパソコン電源落として。決勝終わってさーて、と立ち上げて日記見たら更新出来ていなくてがっくり。プレビューで満足して登録ボタンを押してなかった模様です。あーあ。
大体今回、決勝放映までにグリッド変更確認しようとサイト覗いたとたん、目に飛び込んだのが決勝結果だったり、決勝レースはめちゃくちゃだったりですべてにおいてぐったぐた(笑)。まあそんなもんです。
めげずに感想をちょろちょろり……といってもなあ。今年の放映、ずっと周回表示が見切れてるので(あれはわざと?)どれだけカットされているのかいまいちわからないんですよね。編集映像の情報のみだから感想が書き辛くて仕方ない。

カタロニアサーキット。高低差有り、丘陵地帯で風影響有り、テストサーキットなのでどのドライバーも経験高し。というのは昨年までと同じ。最終コーナー前にシケインが新設されたことが異なる所、ですかね。
【予選】
【Q1】
スピード(トロロッソ)が走行中、がくっと挙動を乱してスローダウン。タイムを出さないままガレージ入りで最後尾決定。それ以外では特にアクシデントもなく進んだQ1でした。
終盤、がけっぷちドライバーのタイムアタック合戦が面白かったです。1台上がると1台落ちる、落ちた1台また頑張る、また別の1台落ちる、また上がるの繰り返し。その中でスーパーアグリ2台は7、8位タイムを刻んで余裕でQ2進出。本当に速いのでしつこいですが驚きます。

【Q2】
マクラーレンの新人(新人ていうのかあれは……)ハミルトンは前3戦同様落ち着いた運び。ズバッとトップタイムを刻みました。マッサ、キミのフェラーリ勢と、まだまだ抑え気味で走るアロンソがそれでも着かず離れずでレコードを出していました。
スーパーアグリ2台はデヴィットソンが1回目のアタック中、最終コーナーでコースオフするもそのままタイムを残しましたが、2回目のアタック中にスピン→スローダウン→ガレージ入り。琢磨は2回目のアタック中、上り坂になっている12コーナーでマシンストップ→リタイア。二人ともタイムを残していたので幸いでしたが、琢磨のマシントラブルは決勝への不安要素になりました。

【Q3】
アロンソがQ1、Q2よりもはるかに本気に近い走りを見せて高タイムを記録。ハミルトンが続くも越えられず、直後キミが続くも上回れたのはハミルトンのみ。今年もアロンソポールで決勝かなーと思ったその瞬間にマッサがあっさりトップレコードを塗り替えてしまいました。2回目のタイムアタックに入っていたアロンソが追い上げるも間に合わず。ポールをマッサに攫われた感じで予選終了。

【チーム関係】
ルノー 昨年度コンストラクターズチャンピオンにも関わらず開幕から低迷してるけれど、ここへ来て、やっとマシンに勢いが出て来たかな? と感じました。
ホンダ ここも奮わず。スピードに乗れてない感があるのは空力に問題ありなんでしょうか。問題は解消されつつあるといっても、上位を狙うためにはまだしばらく時間がかかりそうな気配。
トヨタ 走ってる姿はいい感じに見えるのにどこかいまいちな印象が拭えないのはホンダ同様。
ザウバー どうでもいいことなんだけど(笑)、ここのチームのマシンが他チームのものに比べてちまっとコンパクトに見えるのは目の錯覚?(笑) 白いから??

【ドライバー関係】
アロンソ Q1、Q2は抑えて抑えて、Q3でベストと思われる数値のラップを叩いて終了っていう予選の姿は去年までと変わらないみたいですね。計画性があるというか(笑)。でも、マシンは去年のものじゃあない。出し惜しみしてたら失敗することもあらぁよ、という結果だったかと。本人もプレカンで「気が抜けないってわかった」とコメントしていたので、決勝では最初から本気気味で行くんでしょうね。あの子は頭、いいんだろうな。時々感情で暴走しておもしろいことになっちゃうけど、レース時はほとんど冷静だからすごいなーと思う。
ハミルトン 冷静といえばこの子はレース時も外でも冷静で恐い。予選レース中、シケイン入りながらのチームとの通信会話の冷静な口調にどんな新人やねんどんな平常心よって思いました。
キミ 恐いつながりで何が恐かったかって、プレカンで笑顔を垣間見たことでしょうか!(笑) 失笑というか苦笑とはいえ笑うんだそこで、笑顔とか見せるようになったんだ、と変なとこでびっくりしましたわ。……アロンソの走り方を見てるとキミっていつでも全開だよなあと思います。もちろん抑える時は抑えている(んだろう)けど、基本がぶっ飛ばし屋だなって。
バリチェロ&クルサード 高速サーキットでもテクニカルサーキットでも安定してるっていえばこの二人なんだけど、今回もキレのある走りをしていたのでレースをおもしろくしてくれたらいいなあと思いました。
トゥルーリ ラルフがQ1で脱落したのに対して彼は6番グリッドゲット。予選で、大体最初にコースインするのがトヨタの2台ですが、今回も頭っからやる気は満々でした。やる気「は」と言ってしまうことが悲しい。

…………マッサはどうした私。あ。今回は兄シューマッハが引退後初めてピット入りしていたので、ものすっごい気合いが入ってました。
【決勝】
晴天・気温29℃・路面温度47℃・ドライコンディション。アロンソ、キミ、ハミルトンが同ポイント、その後に前戦優勝のマッサ。そんなんで始まった決勝ですが、決勝前コメントでまたキミが笑っていたので恐かったです(笑)。はまちゃんが現地入りして病み上がりの亜久里さん(GP前に腸閉塞で入院)を散々笑わかしてたのに笑いました。

スタート。シグナルレッド点灯中にイエローフラッグ。トゥルーリ(トヨタ)がエンストしてしまいました。せっかくの6番グリッドを不意にしちゃって残念。ピットスタートになりました。仕切り直しでエクストラフォーメーション→グリッドに並び直して再スタート。

カタロニアは抜けないサーキットなのでオープニングラップの第1コーナーが勝負。グリッド並びはレコードラインの奇数列がマッサ、キミのフェラーリ2台。偶数列がアロンソ、ハミルトンのマクラーレン2台。アロンソはいいスタートダッシュが切れれば強引にでもマッサの前に出るか後ろに入るだろうし、キミはアロンソを入れないように詰めるだろうし、ハミルトンもアロンソについていくだろうし、もしかしたら彼より前に出るんだろうなーと思いつつ眺めてたら、確かにアロンソはマッサの後ろに入りました。あ、と思う間もなくハミルトンも一緒にね。キミは競り負けて4位後退。えー!(笑)。でもなんだかマッサと比べてスタート時から伸びが悪い雰囲気です。まあキミの後ろでクビサ(ザウバー)がトゥルーリが抜けて空いたスペースをうまく使ってハミルトンの後ろから迫っていたので、後ろを牽制していたから……だと思いたい。

そんなことを思ってるのは一瞬なのですが、飛び込んだ1コーナー。マッサがインを譲らずアロンソを押さえたのでアロンソ敢無くコースオフ。マッサはするっと飛び出してくるハミルトンも押さえてトップキープで1コーナーを抜けました。コースオフしたアロンソは根性でキミの後ろに入って4番。砂煙があがっていたのでキミも視界が悪くてアロンソが入る時ちょっとひやっとしたのでは。トップ4の順位がある意味確定してしまった瞬間でした。

中盤以降の様子。ニコ(ウィリアムズ)がきれいに上がってきていました。この子は混戦に強い印象。12コーナー付近、コーナーを抜けて下りに入るところで琢磨(スーパーアグリ)とフィジケラ(ルノー)がサイドバイサイドでしのぎを削ってます。その後ろにいたのがラルフ(トヨタ)なのですが、前が詰まった状態だったこともあって減速した時、彼の後ろのブルツ(ウィリアムズ)が接触。2台とも1周目早々にピットインをよぎなくされました。

2〜9周。マッサはこの時点で2位のハミルトンから余裕を持って独走体制。たびたびコーナーでキミに仕掛けるアロンソの様子が映りましたが、キミ、やっぱり伸びが悪い感じがします。7周目辺りでウェバー(ウィリアムズ)、8周辺りでトゥルーリがマシントラブルでリタイア。

10周目。ホームストレートになんか黒いでっかいものが落ちてるなぁと思ったらリプレイ映像。スピード(トロロッソ)のマシンが走行中にタイヤバースト。左リアタイヤが落っこちていたのでした。危ない危ない。後続マシンがテイルに入っていたら大変なことになってた。幸いにも後続はやや離れていました。でもってキミが突然スローダウン。実況も言ってましたがほんとに息も絶え絶えって感じでどうにかピットレーンに入ったけれど、もう今にも止まりそうな状態。そのままガレージ入りでリタイア。4戦目にして初のリタイアとなってしまいました。残念。

18周目頃から1回目のピットイン開始。バリチェロ(ホンダ)、マッサ、アロンソ、コバライネン(ルノー)、クルサード(レッドブル)と立続けに入ってくる中、マッサのマシンが給油を終えて走り出した瞬間に火を吹きました。給油口辺りで発火して右リアタイヤの下辺りからも火を吹いてたんで、こぼれたガソリンに引火したっぽいです。が、火はすぐ消えたのでそのまま走っていっちゃいました。

23、24周目辺り。クビサ、バトン(ホンダ)、フィジケラも1回目のピットイン。バトンはピットロードでフィジケラの前に出れたんだけど、コースに入った所でホームストレートを抜けてきた同じチームのバリチェロと接触。フロントウイングがもげちゃいました。何やってんだー(苦笑)やや遅れて同回周でハミルトンがピットイン。バトンも1周まわってピットインしてフロントノーズ交換。なんか、冴えませんな。
続けてニック(ザウバー)も1回目のピットイン。ここでザウバー陣にアクシデント。右フロントタイヤ交換中にロリポップが上がって発進しちゃいました。締め切られてなかったホイールナットがコンコロリーンとお隣りトヨタのピット前まで転がっていく始末。ニックはマシンをその場で止めて待っていたようですが誰もこないのでそのままスタート。ナットを拾ったトヨタのクルーが「ついてないよー!」ってジェスチャーしてたのに、ザウバークルー……。せっかくねばっていい順位つけてたのに思いっきりのタイムロスになりました。意味無し。
コース上ではフィジケラがずっとホンダ勢と接戦を繰り広げていました。最初はバトン、バトンが落ちちゃった次はバリチェロ。1秒以下で、しかもホンダもルノーもパワーがいまいちなのでこれはどこかでやってくれるかなーとわくわくしてました。さらにその後ろには琢磨。スーパーアグリチームラジオは「テイクプッシュ!」の連呼。去年の今頃はまったく見られなかった姿。やっぱりびっくりします。ニックはどうにか戻ってきてタイヤ交換。

39周目辺りからツーストップ2回目の開始。バリチェロ、マッサ、クルサード、フィジケラと次々入ってきます。ほとんどのチームがタイヤはそれまでのソフトからハードへ。ピットを出てしばらくしたフィジケラに「もう一回ピット入れ」なんて通信が飛んでいました。彼の前に同僚のコバライネンがピットイン3回してるので、変則3ストップなのか? と思いきや、なんかトラブルっぽい。ルノーってこういうドタバタをするチームだったっけ……。そこからしばらくしてラルフがピットイン。そのままノーズからガレージに入ってしまいました。マシントラブルでリタイア。

47周目辺り。琢磨、ハミルトン、クビサが2回目のピットイン。ニックも入ってきたけどそのままガレージへ。で、リタイア。やっぱりフロントタイヤがきちんと固定されていない状態で走行したからマシンバランスが崩れちゃったのかな。ザウバーガレージ内で映ったニックの表情のやるせなさがなんとも……。クルーがすごい勢いで言い訳(わからんけどおそらく/笑)してたのに対して「待ってただろ!」って言ってたねぇ。うん、ニックは何も悪くなかったよ。
アロンソも2回目イン。彼だけタイヤ選択が違ったんですね。ソフト→ソフト→ハード。最後にハードを持ってきた辺り、多少暴れても前を狙うって感じなのかな。ピットレーンで捨てバイザーをぺっと剥がし、バイザーをガッと上げて鼻をこすり(笑)、コースに入っていきました。諦めてないぞこいつ! コースに出たアロンソ、ハミルトンのラップを上回っていきます。これ、純粋にアロンソが速いととっていいのかちょっと迷います。でもチームオーダあるはずないし。

53周目。フィジケラピットイン。本人的にかなり不本意なピットインとなったでしょう。4.9秒と給油だけの一瞬のピットストップでしたが、背後からは琢磨が追い上げています。ピットレーン抜けてコースに入るところでホームストレートを突っ走ってくる琢磨。ぎりぎりにはなったけれど1コーナーで琢磨、フィジケラの前に出ました! 8位ポイント圏内! すごいすごい!

残り2周。コンスタントに見ることが出来ないのが悔しかったのですが、ニコが快調。追い上げてます。なにげにこの時点でスパイカーの2台が2台共残ってます。これって初めてなんじゃないか!!

ファイナルラップ。アロンソは最後まで頑張ってましたが順位変わらず。マッサが前戦に続いてポールトゥウィン。2位にハミルトン、3位にアロンソでおしまい。琢磨はフィジケラの前に立ってからも彼の猛チャージを受けていたけどそのまま8位入賞。おめでとうー

とまぁ(なっげぇよ!)、こんな感じの決勝でした。えらい落ち着かないレースだったのですが、よっぽど路面状態が悪かったんでしょうかねぇ。リタイアはほとんどマシントラブルなのでなんとも言えないのですが。今回のびっくりは「琢磨8位」の他に「クルサード5位」とか「ザウバークルー大失敗」ってところでしょうか。自分的に一番びっくりしたのはアロンソがバイザー上げた瞬間に自分がきゅんてなったことだったりしますけど。これ、やっぱ私、アロンソのこと絶対好きなんですね。認めました(笑)。
それにしても若いドライバーの台頭が目覚ましい。国際映像に入ってくるのが一瞬なので、ニコにしろ、コバライネンにしろまともに走りを見ることが出来ないのですが、多分彼らだけを見ていても楽しめたレースなんじゃないでしょうか。クビサも手堅く4位だったし。でも、やっぱベテラン陣の走りもしっかり見たいところです。クルサードなんてすっげかっこいい! レッドブルが5位ってちょっと! って興奮しましたよ。バリチェロ、フィジケラも堂に入った走り見せてたし。そんなわけで今回私、真剣にスカパー導入を考え始めました(バカ!)。



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