d a y s*
photo & text by tomoko
遅れてただけに激痛の今月です。おまけに雨だからなぁ。頭も痛いや。でも、お昼には起きて、部屋の片づけしてちょっとすっきり。明日は晴れるといいな。コタツ布団を干したいわ。
解散説明会の夜の暴走を書いておこう。
お金無いモン同士だったため速攻家に帰ったんだけど、散々DVDを見て後は寝るだけ状態になってから、猛烈に腹減りモード。チャリで二人乗りしてコンビニへ行った帰り、明け方の街を爆走してきました。気分は「ぬ〜すんだバ〜イクではっしりだす〜♪」(尾崎/15の夜)。寒い空気の中、派出所前で信号無視して(知らずにです)出てきたおまわりさんにびっくりして方向転換して走ってたら、なんかよくわからなんとこまで行っちゃって。野生の勘のみを頼りに帰ってきました。
ホントはすごーく寂しくなってたんだよね。
大好きなパーティー野郎が遠くにいっちゃうのがさ。
■ 解散説明会後のとってもわたし感想。
まぁ。なんといいますか。最初にこそステージも会場も微妙な緊迫感がありましたが、終始和やかな笑いに包まれた解散説明会ではありました。行って直接言葉を聞いたら何か自分の中で変わることがあるかな? と思ったんだけど何も変わらなかった。しいて言ったら、やっぱり最後のツアーは思いっきり楽しんでこようって気持ちが強くなったことかな。
正直なところ、HIMAWARIがアメリカ行ってもう活動も始めてるってのを聞いた時、「きっかけはHIMAWARIやったんかなぁ」と思いました。あの人のことなんで……って言ってもライブやら雑誌での発言っていうかたよった部分のHIMAWARしか知らないけど……とっても元気よく、「アメリカでバンドやりたいからマシンガンズやめようかと思うねんけどー!」ってやっちゃったのかな? と想像してみたり。それがきっかけでみんなそれぞれ「自分て今何やりたいんかな? どうしたいんかな?」って考えての解散なら、それはそれで「前向き」って発言も受け入れられるかなぁ……とか。実際のとこ、誰が口火切ったのか解らないし、(4人で一斉にやめたいって言い出したと思うのは難しいよね?)でもそれは知る必要のないこと。「解散」することは間違いない事実だし、4人の中で誰かと誰かが今後も一緒に活動するってこともなく、みんな別々の道を選んだっていうのが事実。だったら、ひとりずつがこれから進んでく音楽の道ってのを応援したいなぁ。と思うのです。
私はSEX MACHINEGUNSは音楽がとっても好き。でも、ひとりひとりもほんとに好きだから見える限りは見ていきたいなぁって。SEX MACHINEGUNSをやめてまでやりたかったことをやるのなら、それでちからいっぱいやってくれと思いました。
第4期があるかもしれない、っていう、あわーく抱いてた期待も、Anchangの発言でちょっと鮮明になったことだし。Anchang以外のメンバーが今までと全く違う人達で編成されるものでも、いつかSEX MACHINEGUNSの曲が聴けるライブがあるかもしれないんだったら、私はそれを楽しみにしたいな。HIMAWARIのドラムになった時も、PANTHERのギターになった時も、変わっていったけど変わらなかったところって、ずっとマシンガンズにはあったと思う。まぁそれはAnchangがいるからなんだろうけど(笑)。だから、いつか再会するだろう第4期マシンガンズも楽しみです。その中に第3期の誰かがいてくれたらな、って、やっぱ、少し思っちゃうんだけどねー(笑)誰かっつーかみんないてくれたらなってね。(苦笑)どうしても思ってしまうね、それは。
LOUDNESSは去年20周年だったけど、20年の間、12年? 13年? だったか活動停止だった時間がある。SEX MACHINEGUNSだってそれでいいじゃんって思う。何年か経って、久し振りにマシンガンズやってみようかって。それぞれの活動の中で成長があってきっと新鮮なんじゃないかなぁ。みんな今よりでっかくなっていつか戻るところみたいにして、マシンガンズになったらいいなって。願望です。でもそう思ったりしました。とにかく4人はえれー前向きでした。あー…やっひんが放ってたオーラが眩しかったなあ。あれは「自信」だろうな。傲慢さじゃないよ。自分がやってく道をまっすぐ見てる人が持ってる強さみたいなもん。……で、あややのバックでギター弾いてたらちょっと怒るけどな!(笑)
やりたいことのためにマシンガンズが障害になるっつーんなら解散してまえ! って解散決めちゃった彼らの、先しか見ないやり方。潔ぎよすぎてもう、一緒にすっきりしちゃえましたよ。
バンドの解散説明会、なんてもんは、多分これが最初で最後になりそうだな、と。いろんなバンドやアーティストが、泡みたいに浮かんでパチンと消えて行く昨今の音楽界の中で、SEX MACHINEGUNSっつーバンドはどこまでも異質なのかもね、と思ったりもしたのでした。そしてそんなとこが好きやなーと。ありがとう。ですね。