酒場と野球と男と女
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2008年02月06日(水) |
中国製と平泉成、の巻。 |
え〜、2月は逃げると申しまして、あっという間に
暦が変わるといいますなぁ。
今年は、うるう年でありますから、逃げ足も若干鈍るわけです。
まぁ35キロ越えての福士加代子ほどではないですが。
先々週ですか、福士。
無茶苦茶な走りでしたなぁ。
つうか、これしかない!の戦法は、潔ぎよさ感じましたわ。
「ようやるわ」から
「ようやった」にシフトしたモグでしたわい。
世の中「中国ギョーザ」で、ワイワイやっておりますが、
モグの訓は、
「しゃーない、信じろ!」か、
「しゃーない、信じるな!」の、
対極を、あるときはこっち、あるときはそっち、と
そのときの状況と欲望と勘で、渡り歩くことを旨としてますので、
被害に遭われた方には、誠に申し訳ありませんが、
「しゃーない」と言うしかありません。
モチロン、(起因の)関係各社の責任所在は、(捜査機関の)関係各社が、
明確にすることは、放置国家といえど、法治しなければなりませぬが。
ちょいと話は、ずれますが、随分前、「青酸コーラ事件」つうのが
ありましたなぁ。
その当時(中学だか高校だか)、法事に東京から来た遠縁の女の子
(年上)と一緒に、喫茶店に行った時の事。
席に着くや、テ−ブルの砂糖壷を見て、
「この中に、青酸カリ、入ってたらどうする?」
と、唐突に言われ、聞いたことのない綺麗な東京の言葉と
下から覗き見る悪意交じりの眼に、
冷えたものを感じて、何やら背筋が震えたことを思い出します。
年上女の、からかいと茶目っ気かと、
今になって思うのですが、当時は彼女の職業(看護婦!)も
後から知り、本気で、
「犯人を知ってます」
と、警察に密告しようかと、恐怖におののきながら悩んでおりました。
それから、何ヶ月も食事が喉を通らず、とにかく、口にするものが、
怖くて、かなり神経が参った記憶があります。
何年か前に、やはり法事で会ったとき、酒席で、
その話を持ち出したら、今やすっかりオバちゃんの、そのコは、
「そがん事、言うたかなぁ、憶えとりゃぁせんわぁ」
と、その後実家に戻ったためのバリバリの郷土訛りで言い、
けたたましく大笑い。
その後遺症で、コーヒーは「ブラック党だ」、と苦笑混じりに告げると、
「安うついてええがぁ、今まで使わんかった砂糖代とミルク代、
請求してもええかなぁ?」
自分だけ一段と高笑いしながら、
底意地の悪さを無遠慮露見の変わらなさ。
(このオバサン、本気で請求するかも)
と思わせるほどの、不気味さがありましたね、未だに。
まぁね、悪意と善意の混沌が人の世であれば、
苦労して育てた「5面チャン待ち」が、
悪意の「引っかけカンチャン待ち」に制されることも、常。
「しゃぁない」と呟き、空箱を振るときもありまさぁ。
で、何でしたっけ?ああ、「中国ギョウザ」。
中国産は買うまい、中国のものは怖い、つうて刷り込まれていきつつある
この風潮が一番怖い、とは識者らの話です。
まぁ、そうでしょう。
じゃぁ、目の前に、今、
「中国産肉使用中国工場製造CO-OPシューマイ、12個198円」と
「国産肉使用国産工場製造伊勢丹デリカ特製シューマイ、12個398円」が、
店頭に並べてあったら、
その識者らは、どちらを選ぶでしょう。
隠しカメラででも、追跡したいものです。
モグの訓は、
「そのときの状況と、欲望と勘」と前に言いましたが、
家計に余裕があれば、「国産」選ぶし、
ヤバければ、より安いのを選ぶ。
シューマイ、いらない我慢するの選択もある。
安いのにして、その差額200円で、宝くじでも買うか、
当たれば当たる。
自給率、二桁いかない国の民(その中でも低可処分所得層)は、
それ相当のリスクを覚悟しぃの、なんですなぁ。
中国の馬鹿広大な地に、日本で制限されている農薬を至近距離から
飛行撒布、それを指導し、そこの作物を輸入しているのは、日本の商社。
その商社らとつるむお上が、安心だぁ安全だぁを
声高に連呼するなんざ、笑止、税金なんざ、
どぶに捨てるもんさねぇ、って、
なぜか江戸っ子だねぇ、ギョーザ食いねぇ。
しかし不思議なモンで、そんなモグの就活中のムスメ。
公務員志望ですって。反面教師?
いや、今まで捨てた金、回収しに行くんだよな。
はぁん?オヤジ、最低。
いやいや、いささか不謹慎でしたかな、こりゃぁ。
(中国製ではなく、平泉成、風に、って、ここでタイトル?)
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