酒場と野球と男と女
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2006年11月13日(月) |
さぁ、今夜は、語るよぉ〜。熱いよぉ〜、の巻。 |
いま、世間では「いじめ自殺」の話で、ワイワイしています。
ワイワイというと、不謹慎と思われるかも知れませんが、どう見ても、
取り上げ方が、半ば「ショー化」して、ワイワイガヤガヤとしか言いようが無い。
そうしてくると対峙する方も、「予告状」という形で、拍車がかかり、
受け取り方は、ワイワイガヤガヤアタフタ。
不謹慎ついでに言えば、滑稽な社会風景(あくまで新聞TV雑誌報道通じて)。
いい背広を着た、いい大人たちが、一様にもっともらしく神妙に良識ある風に。
「死んではいけない」「いじめに負けるな」「まず逃げることも方法です」
「生きていれば、きっといいことが」「死んだあと、悲しむ人のことを考えて」
「死んだ気になれば何でもできるよ」「命の大事さを」「生きてリベンジを」
「キミが生まれたとき皆がどんなに喜んだか、だから」……。
まぁ、東京都知事タカ石原の、コメントなんかは、
死者に鞭打つ、酷いの一語モノであるからして、
それに比べれば、まぁ、まともな滑稽さかも知れません。
以下「タカ石原」コメント。(11月10日、定例記者会見)
「弱いもんだからいじめる、もって弱いから死んじまうということでしょうけどね
こらえ性がないだけじゃなしに、そういうファイティングスピリットがなければ
一生どこへ行ってもいじめられるんじゃないの。(手紙を)届けられた方は、
迷惑千万でね。云々……」
このコメントは、当然日本を代表する新聞テレビの大手メディア記者の目前で、
吐いたものでしょう。朝日や読売やらの、一流記者たちやらに向かって。
タカ石原のこの言い分に、その場で噛み付いた、或いは異議を唱えた、
というメディアを、寡聞にして知らない。
タカ石原のご託宣を、肯きながら(内心は別だとしても)聞いていた、或いは
聞き流していた構図は、「いじめを見ても、見ないふりをしていた多数の生徒、
また、教師、学校」と、大差ないのではないか。
そんな連中が、したり顔で、前述したような、「いじめに負けるな」、
「きっと笑うときがくるさ」みたいなキャンペーンを張られても、滑稽でしょう。
滑稽としか、いいようがない。
朝日新聞なんか、堂々一面で、「いじめられている君へ」、というタイトルで、
もっともらしいことを臆面もなく掲載している。アホか!
だ〜か〜ら〜、この話の主体は、「いじめ」なんですよね。
「いじめられ」じゃないんだわ、ということを、声を大にしますよぉ。
「いじめられている」子のケアとか実態云々以前に、
「いじめている」子をあぶりださん事には、何も解決せんわけですよ。
この問題の端緒となった福岡の中2男子の件。あの後も、いじめグループは、
蔓延り、悪びれることなく、別の生徒に同様な悪辣ないじめを続けている…。
ということが、ある訳なんです。
「いじめ」つうと、何ら他愛も無い悪ふざけとか、行き過ぎた冗談、と捉える
ものが、あるかも知れんが(学校側の言い訳は、大抵そんなカンジ)、
犯罪です。
傷害、暴行、恐喝、名誉毀損、すべて罪名つきます。
罪です。罪を犯したら、罰せられる。反省しないと、悔いないと、社会生活に
戻れない、共に営めない、つうことを、まず先決しなくてどうすんでしょう。
何かあった学校の緊急集会で、何とか長が、「命の尊さを説いた」とか、
「自殺防止にこんなカウンセラーを置いた」とか、は、聞くが、全校生徒の前で、
「いじめた」生徒を、壇上に上げて、みんなの前で、謝罪させた、なんて
話は、ついぞ聞いたことが無い。
「人権が」「いじめた子どもに配慮を」、という話とは、違う次元。
悪いことをすると、恥ずかしい思いをする。罪を犯すと、こんなことになる。
というのは、当たり前のことでしょう。
オトナが毅然とした態度をとるということは、こういう事ではないのか。
「こんなことをしても、オトナは許す、ここまでしても目を向けるのは、
やられた方じゃん。甘いぜ、こいつら」
高橋英樹「桃太郎侍」、中村主水「必殺仕掛人」、名高達郎「ハングマン」が、
ブラウン管から消えて久しいが、やっぱ、どうなんすかね、。
高校履修漏れも騒がれておりますが、「ハングマン」全話視聴を、
中学の必須科目に入れたらどうすかね、ホント真面目に。
熱いオヤジ全開、ご静読、ありがとうございました。
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