2006年01月20日(金) |
フライングのプロポーズ |
その日私は会社で嫌なことがあって、家に帰ってきても夕飯も作る気力が無いほど落ち込んでいました。 そんな姿を心配してか、ケンジは
どうした?話しきいてあげるよ。
そう言って私の話を黙って聞いてくれました。 話しているうちに今まで我慢していた不満などが溢れ出し泣いてしまったのです。 今までケンジには見せたことの無いほどの落ち込みようだったと思います。 そしてケンジは言いました。
そんなにつらいなら会社辞めていいよ。 みゅー1人くらい俺が養っていける。 俺が幸せにしてあげるから。 結婚しよう。
その前に大泣きしていたし、何でこんな時に言うの!って思ったけど とてもうれしかった。その言葉を待っていたから。 ケンジは続けて言いました。
ホントは週末の旅行のときに言おうと思ってたんだけど、あまりにみゅーがつらそうだからつい言っちゃた(笑)
そう。実は週末、神戸・大阪旅行が決まっていました。 ケンジはその時に言おうとしていたとネタばらし… 返事を迫られたけど
予定していた通りに言ってほしいな。
そう言って今回のプロポーズはきかなかったことに(笑)
週末、USJで大ハシャギし夜はホテルのある神戸へ移動。 夜景を見ながら港でお散歩をしました。ホテルに戻ったのはもう日付も変わり9/10に。 お風呂を出てしばらくしたらメール受信の着信音。ケンジからってすぐにわかりました。
何でとなりにいるのにメールするの?
なんて言いながらメールを見ると一言。
机の引き出しを開けてみて?
書いてあるまま、ドレッサーの引き出しを開けると
水色の箱に白いリボン…。箱の中にはキラキラ輝くダイヤのリング。
そしてケンジは改めて言いました。
結婚しよう。返事は?
こんなみゅーでよければ…。
9/10はケンジが上京してきてちょうど1年。 前からこの日にしようと決めていたようです。 ケンジにはめてもらった指輪はゆるゆる。 私も知らなかったのですが、ティファニーの指輪は石に合わせてつくるらしく、全て標準サイズで売られているそうです。 そんなことはケンジが知っているわけもなく。 旅行の直前に買いに行ったので、サイズ直しをするとこの日に間に合わないことがわかり結局そのまま渡さざるおえない状況になったみたいです。 後日イニシャルを入れ、サイズを直しました。
フライングしちゃったり指輪のサイズが合わなかったり、みゅーが思い描いていたプロポーズとは全然違うけどそれがケンジらしくてよかったのかな。
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