極端なつぶやき
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2007年10月16日(火) 極端で過剰からグラデーションカラーへ

もうすぐ自分が出る大きい舞台がある。
今まで、ノルマなしできたけど、今回からノルマが課せられることになった。

舞台まであと少し。
チケットが売れてない。

焦る。

余裕がなくなる。

SNSの舞台と関係のありそうなコミュに書き込んでみたり。
最近会ってない舞台関係の人にメールしてみたり。

なんとかチケットを売りたい!と思っている。
人をコントロールしたくなる。

こうなると、精神状態が黒いほうに傾く。
過去の嫌なことばかり思い出すようになって、思い出し怒り発作が起きそうになる。

一緒に舞台をやっている人たちの悪口が心の中でぐるぐる回る。
その人に対して、ちょっと嫌だと思ったことが大きく大きく膨らむ。
心の中で責め立てる。

過剰過剰過剰過剰 かじょう KAJOU

楽しいはずの趣味なのに、苦しみの種になる。

真面目な私。

チケットノルマを真に受けている。

舞台に出る人は両手の数より多い。

でも、チラシを置きにライブハウスを回ったのは実質私一人。
まあ、他の舞台に折り込みしに行ってくれた人は何人かいるけど。

SNSのいろいろな関連コミュに書き込んでいるのも私一人。

それを思うと、腹が立つ。
また、黒いほうに行く。

でも、出演者の中には私がチケット売れてないのを気にして、メールくれてアドバイスしてくれたり、する人もいる。

一方、「チラシ置きにライブハウス回ったの私だけ」と、軽く文句言ったら、「すみません、すみません」と笑いながら謝って、「だって、そういうところ寄らないんだもん」と言った出演者もいる。
この人は、年も上で、舞台経験も長いから余裕がある。

また、私がいろいろチラシ置きに回ったり、ネットに書き込みしたりしているのを見ていてくれて、ありがとうと言ってくれる出演者もいる。


そう、この世界は真っ白でもなく真っ黒でもなく、グラデーション。
すぐ一人になる私のパターン。
すぐ真に受ける私のパターン。

製作の人が100枚チケットが売れたら、ノルマがなくなると言っていた。
出演者の数とその100枚を照らし合わせて、計算してみると、出演者に伝えられたノルマはかなり多めに言われている。
きっと、演出家と製作さんはみんなの性格を読んで、この位言わないと頑張って売らないと思っているんだろう。

その状況からしても、ノルマは真に受けない方がいい。
焦るけどね。

真に受けない、真に受けない。
1万円までなら払ってもいいや。
舞台に立つのは楽しいし、気持ちいいし。

焦らない。
一人で頑張らない。
真に受けない。
真に受けない。

みんなを信じる。
誰にでもいい面、悪い面ある。
自分にも。

世界はグラデーションカラー。
白でも黒でもない。

思い切り楽しんで。


でも、パフォーマンスは真剣にやる。


betty1102 |MAIL