極端なつぶやき
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2007年06月08日(金) 相手を許すことは、自分を許すこと

元BFのブログを読んでいると、段々元気になっているのがわかる。
うれしいような、くやしいような。

昨日は、久々に落ち込みモードに入ってしまった。
元BFが、私から最後の最後に逃げたこと。
私と元BFの間に流れていた、いい空気を否定したこと。
元BFの弱さ。

一言、「自分もbetyさんのことが好きだった。たくさん励まされた。」と言ってくれたら、どんなにか救われたか。

ひとしきり泣いた後、アファメーションする。

「私は彼の気持ち、行動に関して、完全に無力です。
 私は、彼に対する期待をすべて手放します。
 私は、私が一生懸命彼の気持ちを大事にしてきたこと、彼との関係を大事にしてきたこと、それだけを覚えておきます。
 彼をコントロールしたいという気持ちを、完全に手放します。
 (つーか、できんしなー自分の気持ちやって、ままならんのに、と自分に突っ込む。)」

「私は被害者になりません。
 私は自分の中にある人を愛する気持ちを十分に発揮します。
 自分も他人の一人と言えます。
 自分に対しても、人を愛する力を使います。」

合気道の師範が言っていた
「受身が大事
 負けるにしても、どう負けるか、負け方ってあるよ」

今、私は受身を取る時

私は、元BFを変えられない
変えることができるわけがない
自分の気持ち、行動だって、ままならない時が多いのに

元BFが私から逃げたのは、私のせいでない
私の問題でない
私は何にも悪いことしてない

私の側に問題があって、拒否されたということでなく、ただ恋愛にはそういうことがあるってこと

私の問題じゃない

私のパターンで、人と葛藤が生じた時、相手のことを「何にも感じてない、何にも考えてない、でくの棒」とみなして、切り離そうとするパターンがある。
今回も、元BFに振られたことが辛くて、元BFに対して、「まあ、何にも感じてないし、考えてないんでしょ。」と決め付ける気持ちが湧いてきたりも。

でも、この考え方、思考パターンが思い出し怒りに結びついていたことに気付いた。

人と葛藤が生じる
相手のことを、感情のない、何も考えてない、でくの棒とみなす
そんな鈍感な奴と関わらない方がいい、私が傷つくだけ(この中には、相手を見下す気持ちが含まれる)と、相手を切り離そうとする
コミュニケーションがそこで止まる
時間がそこで止まる
エネルギーが流れなくなる
過去が過去でなくなる
過去に囚われる
思い出し怒り発作

相手を信じてないから、相手を見下して、勝とうとするから、いつまでたっても過去に囚われて、苦しかった。
白黒思考になっていた

でも、そのパターンにはもう入らない。
元BFはでくの棒ではない。
私と同じように、感じる心、考える頭を持っている人間。
椿さんに、あっけなく振られ、がっかりしたり、悲しかったりしただろう。
私から、「大好きだったよ。ありがとう。どこにいても、もうこの先一生会うことがなくても、元BFが元気で幸せでいることを祈ってるよ。」
というメールを読んで、きっと何かを感じたことだろう。

元BFをでくの棒にしない。
元BFは、私に何も言わないけど、何かを感じ、考えているだろう。

私は、元BFに感じていることを言わせることはできない。
元BFの行動は、私にはコントロールできない。

でも、彼はでくの棒じゃない。

私から、彼に何かメールすることはしない。
私から、彼に近づかない。
でも、彼を憎まない。
彼を見下さない。

彼は、感じることも考えることもする、私と同じ人間。

彼の弱さを許す。受け入れる。
それは、私が私の弱さを許し、受け入れることでもある。


betty1102 |MAIL