裏日記。
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Tさんはそう、笑う。
仕事で追い詰められて、本当はFの声が聞きたかったけど
そんな電話も出来なくて。
公園で涙がとまらへんくなって。
Tさんにメール。でもアカンと思って「間違えた」って嘘ついて。
「ああそう」というメールに「ごめんなさい、嘘つきました」って電話して。
涙が出る。
Tさんの声は魔法の声。
貴方の声じゃないとあたしは泣けない。
もしかしたら、近いうちに逢えるかもしれない。
あたしはそれだけで生きていける。
その時は、少しだけでいいから触れていい?
ねぇ。もう1年だよ。
あの頃の感触も想いも近づくにつれてまるで、あの時のように体を駆け巡るよ。
あの日の、あの頃の、あの風景。
もう一度と祈るのはあかんよね。
どれだけ好きな人がいても、どうしてもこびりついて離れない。
貴方の存在。
こんな思いも、あははと笑い飛ばして欲しい。