裏日記。
DiaryINDEX|キノウ|アシタ
たがが外れた。
Fがいるライヴ。Fは最初からかまってくれた。
横に来てくれたり、ちょっかいだしてくれたり。
でも女の子がFの事を本名の下の名前で呼んだ。一緒に外に出て行く。
その女の子は有名な子で多分、今日の出演者の女。
そっからちょっとテンションが下がってきたのでフラフラっと外に出て
携帯をいじる。
mixi。Tさんが足跡を付けてくれていた。
その瞬間たがが外れた。
酔っていたのもあったかもしれない。
「困らせること言ってもいい?電話してもいい?」
「いいよ」
久々に聞くTさんの声。一気に甘えモードになる。
拗ねて、笑って、おちょくって、からかわれて。あの期間に戻ったみたい。
大好きだ、やっぱりこの人のこと。多分一生忘れられない。
これから辛くなったらまた電話していい?と聞いたらいいよって。
やっぱりあなたは残酷なまでに優しい人。
電話しながら歩いてたらFが向かいから歩いてきて
「あー!電話なんかしてる」とか言ってた。
帰っていくFに見向きもしないで1時間ぐらいTさんと話す。
そしたら、Fが「次のバンド見ようやー」と言って迎えに来た。
満足したあたしは素直に従った。
でも、また女の子が彼を連れて行く。
また寂しくなったけどお酒で寂しさを埋めて帰る。
帰りに偶然駅で一緒になったFと帰る。
あたしが歩くの遅れると待っててくれる。
だから、ちょっと嬉しかった。
好きな人にかまってもらえないから、ちょっとでも好意を
見せてくれる人を利用してその寂しさを埋める。
なんてワガママ、なんて身勝手。
もっともっと甘えたい。まだまだ依存してる。
でも、許されないから。
だから。満たされない欲望を誤魔化そうとしてるんだ。