Atra sa kIshi
あなたたちの分も、きっと、生きていくんだ。
それが、あたしのちっぽけな****

2006年08月01日(火) 天国への階段

久々に読み返して、思ったの。


小樽の町は、どんなに美しいのかな。
ちょこっと立ち寄っただけの私にはわからないけれど。




ねぇ、あなた達には帰る場所がなかったの?

あなた達は階段を上ろうとしたの?
階段を上りたかったの?
永遠の安らぎを得られるところを求めていたの?


あたしがなれなかったから、階段を求めたの?



いやだよ、置いていかないでよ。
あたし一人置いていくなんてひどいよ。
ずるいよ、いやだよ。

あたしひとりじゃ上れないよ。

置いていかないで。
来いというなら今すぐ追いかけるから。
あたしが行くまで待っててよ。

階段を上るなら、あたしも一緒に連れてって。
あたしも一緒に上るから。
どこまでだって上るから。
あたし一人を置いていかないで。








ごめんね、あたしはどうしようもなく弱い。
あなた達が二人そろって階段を上りきってたどり着いたことを願いたいのに。
ごめん、どうしても願えないよ。


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