仲間の、
もしかしたら、すでに‘昔の仲間の’かもしれないけれど。
Sっちと、Kさんに、会いました。
久々に。
本当に、久々に。
あたしのあまりの顔色の悪さに
相当、びっくりしていらしたけれど。
本当のことは、話せない。
こんなとき、演劇やっていて良かったって思う。
ほんの少しだけ、頭の回転が速くて良かったって思う。
うまく、やれたから。
昨日の告別式で、ようやく、泣けた。
一人の人間としての時間を与えられたから。
もう一人の仲間。
欠けてしまっている1人。
Yさん。
彼も、相当落ち込んでいると2人が話していました。
そりゃ、そうだよ。
あなたの、直属のセンパイが亡くなったんです。
落ち込んで下さい、せめて。
いつか、あなたも真実を知る時がきます。絶対に。
ねぇ、Yさん。
あたし達は、たぶん、共犯者です。
男女関係での罪。
誰よりも近い存在でいながら、気付けなかった罪。
見過ごしたのは、あたし達の過信です。
いつか、あなたと対峙しなくてはならない時が来ます。
その時。
あたし、何を言うか、自信が無い。
明日、春輝と会ってきます。
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