仕事中に鼻血が出てしまった。 「どこかにぶつけた」「エロいことを考えてた」「チョコを食べ過ぎた」 とかではなく ホント何の前触れもなく突然、鼻血が出た。 ここ数年間、鼻血なんて出た記憶はなかったのに しかも、仕事中とはあっては何だか恥ずかしい。 幸いなことに、鼻血が滴ってる姿を周りの人に目撃されなかったのが救い。
こんな状況になっても、僕の頭の中は相変わらずで
「どうして現場に血が流れるんだ」 とか 「知らないの、鼻血は心の汗さ」 とか 「君を見ていたら、鼻血が出たよ」 とか
こんなくだらないことばかり浮かんでくる。 ホント、我ながらアホやと思う。
もちろん、次々と浮かんではくるが とてもじゃないが、そんな言葉を口にできる状況ではなく すぐさま、周りに悟られぬよう注意を払いトイレに駆け込んだ。
でも、ほんの少しの勇気を振り絞り こんなときだからこそ、一発ギャクかましてやりかったか。 そういう好奇心に駆られるが、小心者の僕はいつもできない。
自己反省をぶつくさいいながら とりあえず、応急処置としてティッシュを千切って小さく丸めて 鼻の穴に突っ込んだ。 外見からはわからない程度だが 鏡に映った自分の顔を見ると、明らかに片方の鼻が膨れ上がっていて ブサイクな顔がよりブサイクになり、鏡の自分に笑われた。
4、5分、経過したら、鼻血は治まった。 もしこのまま鼻血が止まらず 出血多量で死んだらどうしようかと心配していたけど、杞憂に終わった。
結局、原因はなんだたんだろう。 鼻血って突然出るものなのか? なんかの病気だったら怖いな・・・。 病気だったら怖いから 原因は空気が乾燥していたから鼻血が出たってことにしておこう。
そういう思い込みって大事ですよね。
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