ギクの日記
ぼちぼち書いております
2007年06月14日(木)  決断力

仕事終わりに、麻雀で汗を流す男。Gikuです。
汗は汗でも「ひや汗」の方ですが。(笑)


「マージャン」とは人生の教科書のようなものだ。と
名前は忘れたけど、誰かが言っていた。

ボクも確かにそう思う。
何故なら、麻雀から教わったことは多々あるからだ。

麻雀を知らない人のために簡単に説明すると
麻雀とは四人で卓を囲み、時計回りに自分の番が回ってきて
自分の14枚の牌の中から不要な牌を1枚捨てる。
これを山牌がなくなるまで順番に繰り返す。

なので、3順目と10順目では、状況がまったく違うのである。
麻雀は常にその場その場で、状況がめまぐるしく変化していく。
その状況の中で相手を警戒しつつ、なおかつ最良の手順を模索しながら
和了(アガル=ゴール)を目指さなければならない。

アガルにしても
確実に狙える「3900点の低い点数」で我慢するか
最後まで粘って「8000点の高い点数」に仕上げるか
非常に悩むところである。

もちろん結果的に見たら最後まで粘って
8000点でアガル方法が一番よいのですが
だが「和了」出来なければまったく意味がないのである。
粘りすぎた為に、他の人にあがられてしまい
「あの時、3900点の安い手で我慢しておけばよかったなぁ〜」
などと、後々後悔してしまう。
その判断の見極めが非常に難しいところでもあるけれど
そこが麻雀の醍醐味で面白い部分でもある。


誰が言ったのかは忘れたが
「麻雀は人生と似ている。」
「何故なら二度と同じ局面になることはないからだ。」
という格言がある。

言葉どおりの意味で、麻雀は一手一手と状況が変化していくので
同じ局面に出会うことは、まずないのだ。

そしてアガル為には、必ず通らなければならない分岐点がある。
それは「どちらの牌を捨てるべきか」という。
今後の局面の明暗をくっきり分けるであろう、二者択一である。
その時に重要なことは、今まで培ってきた経験、
その場に状況の把握、第六感といった感じなのですが
それ以上に最も重要で大事なことは『決断力』だとボクは思う。


そっちの道を選んだコトによって
どんな結果をもたらしたとしても決して後悔はしないぞ、という
決断力!思いっきりのよさ!ここぞというときに振り込む勇気!が
麻雀には必要不可欠な要素だと思う。

後々になって「アッチの道にしておけばよかった」などと
後悔していては、自分の思想を崩すことになり
弱腰になり、結果勝てないという持論でもある。
もちろん引く時には引く、潔さもよさも麻雀には必要不可欠ですが。


長い人生おいても麻雀と同じで
「究極の二者択一」を迫られこともあるだろう。

その選択が「正しいか」それとも「間違っている」のどうかはわからない。
だけど、どちらかを選ばなくてはならない状況に置かれることもあるだろう
選んだ道によって、今後の如何なる結果を招いたとしても
自分で選んだ道ならば、決して悔いが残らないようにしてほしい。と思う。



結局、何が言いたかったかと言うと
麻雀の分岐点いわゆる「二択択一」は自分に与えられた絶好の場面であり
決断力を養えるのチャンスなのだと考える境地に到達できるのである。
何度か麻雀の経験を重ねることによって、いかなる事態に直面しても
動揺することなく打ち勝つだけの決断力を養われ
かなり大げさだが、人間的により大きく成長していくのである。
また、人生においても輝く何かを見つけ出す決断力を麻雀をすることによって
養えるのではないでしょうか。



そんな思想論を胸に刻んで挑んだ麻雀はというと

いきなり満貫に2発くらい、もち点が6000点に…。

その後も、まったく反撃の狼煙を上げることもできず
それでも、なんとかなんとか、その場その場で凌いで
虎視眈々と起死回生の機会を狙っていたけど…

南二局で満貫をくらってあえなく死亡・・・(泣)
しかもヤキトリだった・・・うひょ〜〜〜(泣)


結局、起死回生どころか再起不能なったのであった。


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