The あぽ家
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2007年09月23日(日) それぞれのスタンス

先日、元ダンより電話があった。

実は用事があったのは私のほうだったが、携帯の電池の残量が危うかったので相方にメールを頼んでおいた

何せ、私はメルアドをしらないもので・・

いつまでも返事が来ないなぁと思いつつも相方は遅番で帰ったときにはいなかった

どうなったかな?と思っていたときの電話だ

相方に返信したら、戻ってきたと

ま、いちいちメルアドの変更を親父に教える歳でもないしなw

用件は軽く終わったのだが「パソコン」の調子どうよ?と聞かれた

もう最悪の状態なんだがナントカ使えていると話した

すると「あれだろ?何だっけ・・NTだっけ?」と来た

一緒に買いに行ったのはMeで、しかもそれは既にオブジェになってる

今、我が家の瀕死のパソはあんさんに貰ったXPだよ!

以前来ただろう、酔っ払って来ただろう、丑三つ時に来ただろうが

「・・・。」

キレイさっぱり忘れてやがる くれたことすら忘れてやがった

遠近のメガネも作ったらしい

もう、お互いそんな歳なんだなぁと感慨深く思う・・わけない!!w

もう恐らくは結婚生活より長いこと時間が経っているだろう

思い出したくも無いので、思い出さないが

そしてフっとあの頃の相方を思い出した

確か中学になりたての頃だったと思う

ナントカ流星が来るというので、友達と夜中に見ようという話になったらしい

その許可を得るために電話をしてきたことがあった

珍しいことだった

「いいよ」と言うと相方は

「おかーさん・・寂しくない?」そう聞いたのだ

衝撃だった サードインパクト

相方がそんな風に思っていたなんて

道を歩くときも、相方はいつも車側を歩いた

おかーさんが危なくないように・・・そう言って

自分の荷物を降ろすために最愛の娘にその荷物を押し付けてしまった私

幼い胸の中、あの子は私を守ることが自分を守ることだったのだろう


泣ける、済まぬ

親が一番じゃ駄目なんだ

自分や友達、恋人が一番だと思える成長をして欲しいよ

高校生になり、バイトを始めた

それ以降、私は相方に一度もお小遣いを渡していない

高校の授業料も、その後の学校のお金も、相方は自分で働いて返してゆく

終わる頃には自分の子供も成人してるんじゃない?って言うくらいの長い長い返済路

あえて私は、「放任」を主義とした

保護者の許可の要るもの以外は全て黙認していた

「あんたとあたしは別個の人間」だと

好きなことをして好きに責任を取りなさいというスタンス

お陰で耳には穴が開き放題、唇には牛乳の染み出る穴、舌の真ん中にニコチャンマークの顔が付いてる

髪の色にいたってはしたことが無いのはシルバーぐらいで

それは悪寒が天然で担当しているw

&今ではタツゥあり

子育てや躾って答えがないと思う

「早くしなさい!」って誰の為に遅いの?
「・・しなさい!」って誰の為にするの?
「・・しちゃだめ!」って誰の為にしちゃいけないことなの?

それを考えたら少しも子育てじゃないような気がする

親の都合に従わせるだけで「しつけ」の前に「お」がつくだけの気がする

答えが無いから正解も失敗も無いわけでして、勿論我が家もひとつの形


大人になった相方

今でも道を歩くときは悪寒をサポートしてくれている


「悪寒!危ないからどけ!!」と愛情いっぱい、力いっぱい、突き飛ばす



思い遣りは刺さると痛いw


そんな相方は最近あるものに嵌っている

「お絵かきチャット」

マヂウメーとか、スゲーとか、オモレーとか言いながらパソコンを独占している

黙ってやれ!と言いたい所だが、グッと堪えてドクタマリオに励んでいる今日この頃の悪寒であります



親が一番じゃ駄目なんだ

でも・・二次元が一番でも駄目なんだぁぁぁ!!


あぽ家・・子育て撃沈w


aquri(K) |blog