あれは、確か・・

まだテレビがただの箱になる前でした。

全然興味など無かったのですが、世間に便乗して

ワールドカップなどにお熱を上げた振りをしていた頃でした。

もう、かれこれ三年は経つのでしょう。

頭の天辺だけ妙に色が薄いにゃんこちゃんが

通勤途中におりまして、「ジタンくん」と勝手に呼んでました。

かれ（？）は紐につながれたにゃんこちゃんで、

とても警戒心が強かったのですよ。

声をかけ、手を振り、三年かけて漸く

かれ（？）の名前と少しだけ指の匂いを嗅いで貰える権利を

獲得した悪寒なのですよ

うーん、我乍ら辛抱強い、または執念深い(笑)

その地道な努力をですね、あいつは、あの相方は台無しにしました。

たった一度でその権利を獲得してしまったのです（涙）

たまちゃん（仮名）だって

お膝に乗せる夢を・・毎日頑張ってる悪寒を差し置いて

あいつは、あの相方は容易く叶えてしまったのですよぅ。


ナンなんダイ！


悪寒は今、敗北感でいっぱいです。

相方が憎い(笑)

やつのお手軽人生が羨ましい憎いぞ！！

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