| 2010年06月15日(火) |
『プリシラ』The Adventures of Priscilla Queen of the Desert |
『プリシラ』The Adventures of Priscilla Queen of the Desert
会えば会うほど好きになる。
最初に見た時は10作品前後のDVDが控えていたので
気忙しい意識が多少影響していたのかもしれない。
オープニングシーンから胸がしめつけられる。涙がこぼれる。
見るほどにテレンス・スタンプの演技が心に沁みる。
上手い役者さんだなあ。
10回前後見たところで
構成、登場人物の背景、キャラクター、変化の地点、
物語が語っていること、テーマを語っている箇所、理解する。
ティックとベルナデットの存在理由はわかる。
わからなかったフェリシアの動機がわかる。
ティックとの関係だ。
それぞれの関係性の中で見せる反応の違いに気がついた。
ちょっと人物像があやふやかなと思う。
フェリシアの存在は魅力的だけど、バックボーンが想像できない。
ティックとベルナディットは想像できる。
『L.A.コンフィデンシャル』で俳優の演技をあんなに丁寧に
取りこぼさずに見せてくれたカーティス・ハンソン監督はすごい!
エンターテイメント主義の中で勝ち取った描写ではないか。
全てにしびれるのは、エドを演じたガイ・ピアースの真骨頂といえる
細やかなキャラクター表現を生かしてくれたから。
まだ物語から受け取るものがある予感はする。
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