| 2009年10月23日(金) |
「7つの習慣」読む 片岡仁左衛門・河内屋与平『女殺し油地獄』 |
「7つの習慣」を読む。〜第四の習慣〜読了。
〜第五の習慣〜を読み始める。
今まで読んだ本が、口当たりのよい読者受けを意識した
ハウツーマニュアルだったのか、と思える。
あたなが学んでいくのだ と、
学習する指針をどっしり目の前に提示される。
課題を掘り起こし課題を克服する。
人間性を高めるよう修練する。
テレビのチャンネルを替える。
歌舞伎の舞台だ。歌舞伎の舞台に限らず映像で見る舞台は
伝わってくるものが違う、という気持ちがあるので流す態勢でいたら
画面を目にしたのと同時に心射抜かれる。
片岡仁左衛門、そして女形をつとめているのは片岡仁左衛門の息子の片岡孝太郎。
あとでこの舞台の詳細を知る。
近松門左衛門作 「女殺し油地獄」
この芝居の主人公・河内屋与兵衛を当り役とする片岡仁左衛門が
一世一代(演じ納め)として今年6月に東京の歌舞伎座で上演された舞台だった。
片岡仁左衛門が二十歳でこの役を初演して評判を得、自らの出世作ともなったのだそうだ。
画面という厚いフィルターまでをも突き抜け、心に押し寄せてくる
鬼気迫る気迫、気概、艶、倒錯、陶酔する感覚に身体がしびれて呆然となる。
そして父子で情を演じる艶かしさと罪。
人間、河内屋与兵衛の業を演じる片岡仁左衛門の表現の奥深さと衝撃。
どんなに言葉を使っても言い尽くせない。
初めて見た歌舞伎の舞台を思い出す。
桜吹雪が狂舞する舞台の片岡孝夫(当時)と坂東玉三郎。
殺しの場面で刀を手に大見得を切る片岡孝夫の鬼気と艶。
死を美として表現するのは日本独特の文化、と教わった時のショック。
「女殺し油地獄」を録画できたのは20分くらいか?
ああ、見たい。身悶えするほどに見たい。
こうやって文字を書くほど、恋焦がれる気持ちが強くなる。
やはり自分にとって歌舞伎は根源なのだ。
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