おうち鑑賞

2008年08月31日(日) 『天国と地獄』Re


黒澤明監督作品への思い込み(偏見)が

ひっくり返った作品だから

再び見るまでに時間がかかった。

(気軽に見る気持ちになれないから)

中盤までの「サスペンスの流れ」ではなく

麻薬街のシーンからが琴線に触れた、

ということを改めて思い出した。

光と影、対比法の初期(中期?)の作品の

強烈な魅力を知った今、私にとって

『天国と地獄』は老練期の魅力。

そしてこの作品の三船敏郎は、

ものごころついた頃に知った三船敏郎の姿形に近い。

後年になる程、直情的な表現になっている印象だけど

本当に上手い役者だとしみじみ思う。

ロバート・デ・ニーロのような芸術的に作り込んだ上手さではなく

その人物そのもの「地」としか思えない魅力。

そして、その人物の背景が全て(と言いたいくらい)想像出来る。

再び見るつもり。




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Barbara [MAIL] [バイオトープの庭]

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