| 2008年03月26日(水) |
『わが青春に悔なし』 『長い散歩』 |
『わが青春に悔なし』
黒澤明監督が女性を描いた作品はめずらしいのだそうだ。(と、何かで読んだか聞いた)
愛した男が国家権力と闘った末、命を散らし、
信念を貫き通すため逆境に負けず生きる女性(原節子)の姿を描いた作品。
気持ちに響くものはあったけど、重苦しい。
文化大革命の女性闘士を見ているような。
そういう時代を真摯に描いた作品なんだろうけど・・・
『長い散歩』
家庭を顧みないまま、妻には先立たれ、娘とも疎遠になってしまった
年老いた男性が、母親から虐待を受けている小さな女の子と出会い
旅に出る・・・という話。
年老いた男性の悔恨?憐憫?を一方的に
押し付けられたような気分になってイライラ。
高岡早紀の演技力の問題なのか、演出の問題なのか、
虐待する母親=悪、と見えてしまうところも嫌だった。
(そりゃ虐待する親は悪いよ、だけど、何か違うだろうって感じ)
少女へのオマージュみたいな感覚も乗り切れん。
て、つまり奥田瑛二が嫌いってことなんだろうか。
どこかの映画賞を受賞したというニュースを見て
ちょっと気になっていたんだけど、気乗りしなかったんだよなあ。
・・・ああやっぱり、というか何というか。
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