何だかんだ(オモロないとか好みじゃないとか)思いつつフランソワ・オゾン監督作品を見るのはこれが3作目です。山あり谷ありなストーリーがあるわけでもない、かといって淡々としているわけでもない、ミステリーかといえば、そうでもあるし、そうでもないという、行間に有るものを表現したような新鮮なズラシ感。ラストまで次の展開をわくわくしながら見ました。今までの「何だかんだな思い」は何だったの?と、思ったくらいに大好きな映画でした。