2006年10月02日(月) |
『野ゆき山ゆき海べゆき』 『遥かなる甲子園』 |
『野ゆき山ゆき海べゆき』
見終わって、無目的にビデオを巻き戻し
ふと再生した箇所が、炎に包まれる鷲尾いさ子の
シーンだった。途端「この映画見たことある」と記憶がよぎった。
確か当時は大林信彦監督のこういう感覚の映画を
おもしろがれなかったように思う。
そういう自分に焦って、わかったふりをしようとしていた
ような気もする。
細胞が入れ替わってるんだなぁ。なんだかんだ言って。
『遥かなる甲子園』
道徳モードな映画だった。
耳の聞こえない高校生たちの話を盾に・・・って言うと
語弊があるけど、踏み絵の感覚を持たされてしまう。
もっと色彩豊かに情感豊かに描けばいいように思うんだけどな。
そういう健全な雰囲気(?)の中、野川由美子が
情念メラメラ系のお母ちゃんを演じていて妙に印象に残った。
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