2006年09月11日(月) |
『青春デンデケデケデケ』 『あした』 |
映画ジャンルから引っ越してきました。
映画のこと、同居猫ズのこと、ごはんのこと・・・
などの雑記になる予定です。
よろしくお願いします。
『青春デンデケデケデケ』(92)
旧尾道3部作以来久々に見た大林宣彦監督の映画です。
当時親しくさせてもらっていた年上の女性が「私の同級生が
小説の賞をとったのよ!」と嬉しそうに話してくれたのが
『青春デンデケデケデケ』でした。
彼女が私の間違った態度を指摘してくれたことがあって
その時の私は只々不愉快に思うばかりで
その後何となく連絡を取らなくなってしまいました。
『青春デンデケデケデケ』のタイトルと彼女との出来事が
リンクして甘苦しい刺のようなものがずっと疼いていました。
少し溶けてきたかな。
企業の翻訳の仕事をしていると言っていたMさん。
2匹のわんこを大切にしていたMさん。
この映画を見たいと思えたのは、今が私にとっての出会いの
タイミングだったのかな、なーんて
とても良い映画だったので感傷的になってしまった。
『あした』
あのラブシーンは『潮騒』のオマージュなんでしょうか。
裸の男女が焚き火を挟んで向かい合うシーン。
顔から火が噴き出る程のはずかしさが込み上げてきました。
ひとりテレビ画面の前で。
どうしてそんな気持ちになったのか?
「なんじゃこりゃ」と思いながら見つつ
最後にはちゃんと感動させられてしまう不思議感覚の映画。
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