製作年 1936年(昭11) 製作国 日本 監督 山中貞雄 出演 河原崎長十郎 中村翫右衛門 原節子
【あらすじ】
河内山宗俊(河原崎長十郎)と用心棒の金子市之丞(中村翫右衛門 ) このヤクザな生活を送る二人にとって、心の癒しは甘酒売りの純情可憐な娘 お浪(原節子)の存在。 お浪は、弟の不始末から借金を抱える事になり、身売りする覚悟をする までに追い詰められる。お浪の苦境を知った二人は、お浪とお浪の弟を 助けるため奔走するのだった。
山中貞雄は1909年京都に生まれ、22歳で監督デビュー。
1938年(昭13)召集された戦地で病に倒れ28歳の若い命を散らしたそうです。
現存するのは、『河内山宗俊』を含む3本のフィルムしかなく
あとの『丹下左膳餘話 百万両の壷』『人情紙風船』は『河内山宗俊』以上に
評価の高い作品のようです。
ずいぶん前にBSで録画したビデオで見たのですが
かなり画質と音が悪いので見なおすことに・・・
(オリジナル自体の保存状態が良くないらしいです)
もう一回見てみてよかった!と心から思った程
噛めば噛むほど味が出るスルメのような(笑)映画です。
(ちゅーか、台詞が超聞き取りづらかったこともあり)
アホ(←愛を込めて)な男の美学にぐっときました。
河内山宗俊の色男っぷりと男気に惚れちゃいました。
あぁ・・・(はぁと)
|