おうち鑑賞

2005年10月26日(水) 『河内山宗俊』

 
 

 製作年 1936年(昭11)
 製作国 日本
 監督  山中貞雄
 出演  河原崎長十郎
      中村翫右衛門
      原節子




 【あらすじ】

 河内山宗俊(河原崎長十郎)と用心棒の金子市之丞(中村翫右衛門 )
 このヤクザな生活を送る二人にとって、心の癒しは甘酒売りの純情可憐な娘
 お浪(原節子)の存在。
 お浪は、弟の不始末から借金を抱える事になり、身売りする覚悟をする
 までに追い詰められる。お浪の苦境を知った二人は、お浪とお浪の弟を
 助けるため奔走するのだった。







 山中貞雄は1909年京都に生まれ、22歳で監督デビュー。

 1938年(昭13)召集された戦地で病に倒れ28歳の若い命を散らしたそうです。

 現存するのは、『河内山宗俊』を含む3本のフィルムしかなく

 あとの『丹下左膳餘話 百万両の壷』『人情紙風船』は『河内山宗俊』以上に

 評価の高い作品のようです。



 ずいぶん前にBSで録画したビデオで見たのですが

 かなり画質と音が悪いので見なおすことに・・・

 (オリジナル自体の保存状態が良くないらしいです)

 もう一回見てみてよかった!と心から思った程

 噛めば噛むほど味が出るスルメのような(笑)映画です。

 (ちゅーか、台詞が超聞き取りづらかったこともあり)



 アホ(←愛を込めて)な男の美学にぐっときました。

 河内山宗俊の色男っぷりと男気に惚れちゃいました。

 あぁ・・・(はぁと)


 

 


 < 過去  INDEX  未来 >


Barbara [MAIL] [バイオトープの庭]

My追加