2006年12月16日(土) |
共に歩もうという姿勢がまるで感じられない |
西部の松坂が大リーグのレッドソックス入りが決まった。 交渉権落札金と6年契約の総年俸を併せて約120億円だとか! この金額が高いのか安いのか、いずれにしても私には全く縁のない金額であることは間違いない!
そのまんま東が宮崎県知事選挙に立候補するという。 ん〜、どうなんですかねぇ。そりゃ出ちゃだめということはないけど・・ 大胆ですねぇ、いきなり知事選とは。
改正教育基本法と防衛庁の省昇格関連法が可決成立した。 安倍首相の念願であった。 教育基本法は満点とは言いがたいが、愛国心や公共の精神、家庭教育や生涯教育など重要なポイントが改正された。しっかりした教師によってしっかりと教えて戴きたいものです。 しかし、朝日をはじめとする左派勢力はお気に召さないようだ。
《朝日新聞社説引用開始》 教育と防衛 「戦後」がまた変わった 改正教育基本法と、防衛庁を「省」に昇格させる改正防衛庁設置法が、同じ日に成立した。 長く続いてきた戦後の体制が変わる。日本はこの先、どこへ行くのだろうか。 安倍首相は著書「美しい国へ」で、戦後の日本が先の戦争の原因をひたすら国家主義に求めた結果、国家すなわち悪との見方が広まった、と指摘する。 そして、国家的な見地からの発想を嫌うことを「戦後教育の蹉(さ)跌(てつ)のひとつである」と書いている。 そのつまずきを正し、国家という見地から教育を見直したい。安倍首相には、そんな思いがあったのだろう。 教育基本法の改正で焦点となったのは「愛国心」である。改正法には「(伝統と文化を)はぐくんできた我が国と郷土を愛する」という文言が盛り込まれた。公明党は当初、「国を大切にする」を提案したが、官房長官だった安倍氏は「国は鉛筆や消しゴム並みではない」と述べて、「愛する」にこだわった。 教育の独立を規定した条項も改正の対象になった。 いまの教育基本法は、戦前の教育が「忠君愛国」でゆがめられ、子どもたちを戦場へと駆り立てたことを反省し、国民の決意を表す法律としてつくられた。「教育は、不当な支配に服することなく、国民全体に対し直接に責任を負って行われる」と定めている。国の政治的な介入に対しても歯止めをかけた。 その文言の後段が「法律の定めるところにより行われる」と改められた。現行法とはちがって、国の教育行政に従え、ということになりかねない。 安倍首相は、防衛のあり方についても「美しい国へ」で異を唱えている。 安全保障を他国にまかせ、経済を優先させて豊かになった。「だが精神的には失ったものも大きかったのではないか」と述べている。 日本は戦後、再び持った武力組織を軍隊にはせず、自衛隊とした。組織も内閣府の外局に置いた。自衛隊や防衛庁の抑制的なありようは、軍事に重きを置かない国をつくろうという国民の思いの反映であり、共感を得てきた。 省に昇格したからといって、すぐに自衛隊が軍になり、専守防衛の原則が変わるわけではない。それでも、日本が次第に軍事を優先する国に変わっていくのではないか。そこに愛国心教育が加わると、その流れを加速するのではないか。そんな心配がぬぐえない。 二つの法律改正をめぐっては、国民の賛否も大きく分かれていた。その重さにふさわしい審議もないまま、法の成立を急いだことが残念でならない。 戦後60年近く、一字も変えられることのなかった教育基本法の改正に踏み切った安倍首相の視線の先には、憲法の改正がある。 この臨時国会が、戦後日本が変わる転換点だった。後悔とともに、そう振り返ることにならなければいいのだが。 《引用終了》
自分達の思惑通りにいかないと残念で仕方ないらしい。 後悔もしない、振り返りもしない新聞に心配はされたくない。
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