黎子の日記 


和っはっは 若衆組
影の支配者 藤堂黎子の日記


2006年05月22日(月) 歌舞伎

久しぶりに、新橋演舞場で歌舞伎を見てきました。
歌舞伎・・・舞踊?どちらに分類したらいいのか、よくわかりませんが(笑)
本当に・・・何年ぶりでしょう。
今回は、息子の教育もかねて、という名目でしたが・・・息子は感想を言いません。
私はすっかり楽しんできました。

一番印象に残っているのは、「櫓のお七」です。
人間が人形のフリをして踊る「人形振り」。
素晴らしいものでした。
役者さんの体も表情も、人形になりきっている感じがしました。
きっと、私の想像より、もっともっと、お稽古が大変なんだろうと思います。

余談ですが。
私くらいの世代の女性だと、たいてい読んでいる「ガラスの仮面」というマンガ。
あれは演劇のお話ですが・・・。
その中で、主人公が人形になりきるお芝居がありました。
というか、完全に人形役。ある意味、ただ座っているだけ。
マンガの中で、激しい稽古がありました。
そんなことも、思い出しましたよ^^;

舞踊の最後・・・クライマックスのシーン近くで、役者が人間としての演技に戻ります。
そのとき・・・。
人間として、女としての感情が爆発したのです。
(ご存じの通り、歌舞伎役者さんなので、本当は男性なのですが・・・。)
「爆発した」以外の表現方法を、残念なことに、私は知りません。
感動的でした。


すごいものを見てしまったあと・・・。
これは、音楽でも絵画でも写真でも、風景でも・・・・なんでもそうですが。
言葉がなくなります。
そして、その後言葉がどんどん出てきます。
帰りの車内で・・・運転している旦那に対して、私はしゃべり続けていました。


とにかく、私・・・今日はすごいものを観てきたんです!!!


 < 過去  目次  未来 >


黎子 [MAIL]


TOP若衆組とは活動予定ぷろふぃーる
読み物募金活動りんく掲示板
=メール:info@wakasyu.net